作家の味方

創作に役立つ情報を毎週配信中!

このサイトは、執筆関連ノウハウの提供や競作企画、ツールの紹介、イベント告知などを通し、あらゆる創作活動に関わる方々を支援していくサイト『作家の味方』です!

※毎週火曜日、土曜日に更新中!!

10年かけてわかった!小説の書き方・作り方まとめ【初心者向け基本講座】

10年かけてわかった!小説の書き方・作り方まとめ【初心者向け基本講座】

 

小説の書き方・作り方まとめ

 

はじめまして、

管理人のらぴ(@kazakiribana2)と申します。

 

小説を書きはじめてみようと思いたったのはいいけれど、一体何から始めれば良いのかわからない。

 

だれも教えてくれる人が居ない。そういった状況にある小説創作初心者の方もやはり多いようです。

 

ネットや書籍で調べていても、どれを信用していいのかわからないですよね。

 

そんなわけで、約10年間(ここ半年は特に)小説を自分で書いたり、調べたりしていてわかったことを超手短にまとめておきました。

 

まぁ正直、小説の書き方なんて千差万別で星の数だけあると考えて良いでしょう。それでも、役に立った情報には少なからず共通点はあったので、ここにまとめておこうと思います。

 

小説は3ステージで作る

 

小説は基本的に世界観・物語・登場人物(キャラクター)・作品のコンセプト(読者に伝えたいこと)の4つの軸で出来ています。

 

そして作り方は、とてもシンプルで大きく以下の3つのステージからなっています。

 

  • ステージ.1:各設定を練りこむ
  • ステージ.2:頭の中で想像が膨らむ
  • ステージ.3:文章という形にする

 

ただし、1番目と2番目のステージを一緒くたにしている人も多く、これは危険なので注意しておきましょう(これについては、後ほどお話します)。

 

まず、最初に作者は「どんなキャラを登場させたいか」であったり「どんな世界観だったら面白くなりそうか」、「どんな場面を描きたいのか」ということを考えながら設定を決めていきます。

 

ここで一つ目の重要なポイントがあります。ステージ.1で登場する『設定』たちは、あくまでも『自分の意思で決めていくもの』ということです。

 

なに当然のことを言っているんだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ステージ.2に入ると『設定』は必ずしも私たちが決めるものではなくなります。

 

ステージ.2の『想像が膨らむ』段階では、物語は次第に作者の手を離れて勝手に動きだしていきます(キャラクターに設定した性格によって、勝手にストーリーの展開が絞られてくるといった状態です。)

 

そうして膨らんだ想像の中で、効果的な場面を切り抜いていくなどの『編集』ともいえる作業がステージ.2の作業となります。

 

これは演劇などの舞台を例にするとわかりやすいかもしれません。

 

ステージ.1で、作者は劇を作るために舞台を用意し(世界観を設定し)、役者を採用し(キャラクターを設定し)、戯曲・脚本を用意します(ストーリーとプロットの作成と作品のゴールを決めます)。

 

そして、一度劇の練習が始まると作者の意思に関係せず劇は動き始めます。とはいえ、作者はこのままでは黙っていないですよね。

 

時には役者に『指示』を出し、脚本に赤ペンをいれて場面を調整、場合によっては舞台を見直すこともあるでしょう。これがステージ.2(編集段階)の状態です。

 

最後に、小説の媒体である文章に落とし込んでできあがりです。ステージ.3については、ルールや文法テクニックが多様に存在しているためここでの紹介は避けて別の記事に任せることにしたいと思います。

 

ステージ.1とステージ.2は混同しない

 


 
よく「ステージ.1で行う設定を練る作業」と「ステージ.2で行う想像を膨らませ、編集していく作業」を混同してしまうことがあります(これは未だに気をつけていないと無意識にやってしまいそうになります)。

 

ステージ.1とステージ.2を混同してしまうと、結果的にキャラクターに嘘をつかせてしまうこともあるので要注意です。

 

例えるなら、ステージ.2の段階で役者は意思を持って動いているのに、ステージ.1のように『設定』という名前の命令をキャラクターに押し付けることになるのです。

 

一見すると上手く帳尻を合わせることもできますが、作品のあらゆる節々に後々しわ寄せを受けることになるので意識しておくことをおすすめします。

 

ステージ.1:設定を作る

 

ステージ.1では世界観・物語・登場人物(キャラクター)・作品のコンセプト(読者に伝えたいこと)を決めていきます。どの順序で作られた作品にも有名な例はあるので、順番などは特に気にしなくていいでしょう。

 

ただ、何から決めれば良いかわからないという方には、キャラクターの設定から始めることをおすすめします。

 

なぜなら、先程の演劇の例のように物語と役者は切っても切れない関係にある(役者がストーリーを拒むことがある)ので、キャラクター設定を考えていれば自然と物語にも思考が及びます。

 

また、世界観やテーマも作品に魅力を与える上で重要です。しかし、これらの設定も「キャラクターというレンズ越しに見た世界の観方」であったり、「キャラクターの心の動きから出てくる主題」であることが多く、

 

結局のところ『キャラクター』さえ考えていけば、自然と思考がつながっていくことになるでしょう。

 

そして、キャラクター設定における(ステージ.1)までの具体的な手順については、以下にまとめておきました。これだけ読めば、お金が無い学生さんも教本は不要でしょう。

 

> キャラメイク講座 <

 

基本編までをしっかり熟読すれば、それなりに効果はあるはずです。また、いつ消すかは状況次第で未定です。今のうちに読んでおいたほうが良いかもしれません。

 

ステージ.2:想像を膨らませる

 

さて、ここまで来れた方は次の一歩で大きく成長することになるでしょう。ステージ.1の設定も重要ではありますが、それだけではどうしてもキャラクターは空っぽの人間(または、得体の知れない人物)となってしまいます。

 

キャラクターと共に過ごした時間が短いのですからある意味当然のことでしょう。

 

一方で、アニメ化しているような有名作品や書籍化している作品には、キャラクターの立ち振る舞いを見ていて「あ~、そういうこと考えるよね」とか「もう少しだけ私も頑張ってみようかな」とか、「(やりたいとは思うけど)よくやるなぁ(笑)」などと思えるような場面が必ずと言って良いほど登場してきては私たちを感動へ導きます。

 

良作を作るにあたってあらゆる文献を探ってみると最終的にはどれも、この『共感・感情移入』こそが感動や喜怒哀楽を読者に与える最強の武器になるということが記述されていました。

 

しかし、どうでしょう? 手元にある空っぽの人間(もといキャラクター)の中は文字通り心の中が『空っぽ』か『未知』ですから『共感』なんて出来るはずがないのです。共通するものがそもそもないからです。

 

だったら、キャラクターに魂を込めよう

 

わかりやすくするために、もう一度演劇の例を引き合いに出すとしましょう。

 

あなたは面接で、ある程度自分の望んだスペックの役者を採用することが出来ました。しかし、最初の収録で彼とあなたは、まだお互いのことをあまり理解できていません。

 

この問題の解決方法は単純明快で、演技の回数を重ねてお互いを理解することです。

 

ここに来て私達は、ようやくステージ.2でやるべきことに辿り着きます。

 

キャラクターに何かしら演技をさせて、キャラクターの反応に対して想像を膨らませること(ステージ.2の作業)こそが、キャラクターに魂を込めていく作業になるということです。

 

自習室も完備してみた!

というわけで、当サイト『作家の味方』内にキャラ育成ダンジョンを新設いたしました! 自習と聞いて、めんどくさいイメージを思い浮かべた方もいらっしゃいますかね(笑)。

全く心配しなくても大丈夫です。キャラクターと楽しくダンジョンを攻略していくのを妄想するくらいのレベルなので!(笑)。むしろ創作活動をしている方にとっては、ご褒美となる仕様になっていますw

 

『キャラ育成ダンジョン』では、様々なシチュエーション(場面)を用意し、それに対するキャラクターの反応をストーリー形式と問答形式でみていきます。

 

設定だけでは、作者ですら知らなかったキャラクターの新たな側面を洗い出すこともできません。なので、実際にキャラクターをあらゆるシチュエーションに放り込んでみて、見ていくことが大切となるでしょう。

 

その際に、是非活用してみてくださいね♪

 

また、慣れるまでは難しいと感じるかもしれませんが、一度慣れてしまえば楽しく効率的にキャラクターを作りこむことができます。

 

それに難しいと感じるほどキャラクターの動きを把握できていない可能性が高いです。成長痛だと思って頑張りましょう!(わたしも問題増やすの頑張るので!)

 

これは以前もご紹介したかもしれませんが、キャラクター(役者)の反応は心情描写・行動描写・台詞の3パターンが基本となります。

 

そこで『キャラ育成ダンジョン』では、① 台詞を要求する質問 ② 心情を答える質問 ③ 具体的な行動(リアクション)を答える質問の3種類をベースに作成しておきました。

 

ただ単にいろんな質問をするだけではなく、質問への回答で、キャラクターの個性や魅力、弱点、生い立ちなどの人間性が垣間見えるようなものだけに絞って掲載しています。

 

ジャンルによっては、答えるのが難しい質問もあるので適宜飛ばしていただければと思います。『キャラ育成ダンジョン』のリンクを下に掲載しておきますので是非活用してみてください。

> キャラ育成ダンジョンへ <

 

また、キャラクターにもっと強い意思や心を持たせたいという方は、次のページから始まるキャラメイク講座(上級編)を読むと良いでしょう。

 

読み進めていくと自然とここへ戻ってこれるようになっていますので、安心して読み進めてくださいね。

 

目次に戻る< >上 級 編 へ

 

小説の書き方を学ぶもう一つの方法

 

こちらは余談になりますが、小説の書き方を学ぶ方法は他にもあります。

 

それは上手い作家さんの書き方を真似るというシンプルなものです。

 

学ぶの語源が「真似ぶ」である通り最初は何事も真似から入るのが、その道を極める際の定石と言えるでしょう。

 

当サイトに連載している「キャラメイク講座」はあくまで小説の書き方の一つの例に過ぎません。

 

そのため、他の作家さんからもいろんな角度で作品に使える工夫を取り入れていくと良いでしょう。

 

※これをリバースエンジニアリング手法というそうです。

 

というわけで、当サイトでは『作家の味方-コンテスト』というコンテストを毎週開催してきました。

 

毎週100作品ほどの中から選りすぐられた最優秀作品を通して、どんな工夫が施されているかを分析しています。こちらも見てみると何かヒントにつなげられるかもしれません。

 

※コンテストは一時休止中です。再開次第、告知します。

 

小説の書き方ヒントまとめ ー 目次

 

【第一回】小説の書き方ヒントまとめ

⇒ 優勝作品:ぺんぎん×エンカウント

【第二回】小説の書き方ヒントまとめ

⇒ 優勝作品:グッバイ、マイサマー

【第三回】小説の書き方ヒントまとめ

⇒ 優勝作品:生まれてきてくれて、ありがとう

【第四回】小説の書き方ヒントまとめ

⇒ 優勝作品:JSを愛してやまないラノベ作家の俺にJCが弟子入りを迫ってくる件について

【第五回】小説の書き方ヒントまとめ

⇒ 優勝作品:未樹との遭遇 I’m always on your side

【特別掲載】小説の書き方ヒントまとめ

⇒ 協賛作品:ファンドゲーム

【第六回】小説の書き方ヒントまとめ

⇒ 優勝作品:終末世壊と立方体

【第七回】小説の書き方ヒントまとめ

⇒ 優勝作品:後輩と一緒にVRMMO!〜弓使いとして精一杯楽しむわ〜

【第八回】小説の書き方ヒントまとめ

⇒ 優勝作品:機械仕掛けの天使は闇夜を翔る

【第九回】小説の書き方ヒントまとめ

⇒ 優勝作品:異世界転生したらヤンデレ妹の兄になりました

【第十回】小説の書き方ヒントまとめ

⇒ 優勝作品:転生した魔法少女〜私の領地は私が守護る!〜

END

 

最後までご精読ありがとうございました。『創作』とは、0から1を作り出すことです。

 

道無き道のりは険しいものですが、あなたの創作に実りがあることを期待しています。どうか苦境を乗り越えて、がんばってください!応援しています!

 

管理人:らぴ より

 

Return Top