キャラクター設定シートを作ってみた!

 

小説のキャラクター設定をしたいけれど、具体的にどの項目から決めればいいかわからない! そんなとき、キャラ設定に使えるテンプレ(テンプレート)や設定表があれば便利ですよね。

 

かといって、設定する項目が多ければ良いかと言われると、キャラ設定だけ増えて、全然作品が進まない!なんてこともあると思います。

 

今回はそういう悩みを解消すべく、最低限何を決めればいいのか?について話していきたいと思います。

 

テンプレだけが欲しい方は読み飛ばして、一番最後を見てください!

 

ここからはその設定をチョイスした理由を記載します。※ただし、今回は小説と漫画を描く際の方法についてお話します。絵画やゲーム製作のステータス設定に関する記事は別の記事を参照してください。

 

キャラクター設定シート:小説編

 

ここからは、小説を描くためのキャラクター設定シートを作成していこうと思います。最初にインスピレーションを与えるために、キャラクターを設定する上で候補となる要素はどんなものがあるかみていきましょう!

 

(キャラクターの要素となりうるもの)

名前、年齢、性別、職業、誕生日、血液型、身長、体重、髪色、髪型、肌色、容姿備考、一人称、二人称、家族構成、口調、性格、長所、短所、趣味、特技、好きなもの、嫌いなもの、好きな人、苦手な人、星座、好きな食べ物、日課、好きな音楽、嫌いなだべもの、座右の銘、得意科目、学年組番号、部活、ニックネーム、コンセプト、国籍、居住地、人種、種族、配偶者・恋人、体型、顔立ち、アクセサリー、服装、印象、夢、目的、行動原理、癖、健康状態、知識レベル、能力、過去の重大な出来事、効き手、視力、資産、略歴、会話サンプル、味方と敵、運動能力、装備、モデルとなるキャラクター、人物相関、一言でいうと(ぺんぎん好き等)、e.t.c.

 

他にも要素はありますが、こうしてみると人間というのがかなり多い要素から出来ていることがわかりますね。さて、ここからが本題です。

 

まずは、小説で必要となる必要最低限の情報を理由と一緒にピックアップしていきたいと思います。

 

Ⅰ.名前と顔のイメージ

 

これは最低限必要なことは、みなさんもわかるでしょう。人が人を識別する時に絶対必要な情報がこの二つだといわれています。

 

終末世界を描いたような作品では、あえて名前を出さない場合もありますが設定はされていることがほとんどのようです。

 

念のため、ここでいう顔のイメージというのは、可愛い、目鼻立ちが整っている、幼げ、ボーイッシュ、老いぼれ、厳つい、少年のよう、イケメン、まじめくん、モブ顔、不細工といった要素のことと解釈してください。

 

他の要素と見比べながら調整していけばいいので、深く考えずに適当に一つ選んでみてください。

 

大抵の作品では、いわゆるキャラ被りを起こさないよう、顔立ちが被るキャラを少なく設定しているようです。その側面で、作中では個人の特定に非常に強力な要素となるでしょう。

 

Ⅱ. 大雑把な年齢、性別、髪色、髪型のモデルキャラ、一人称、二人称、口調

 

続いては、こちらの七種類の項目になります。理由は、間接的に個人を特定できることです。

 

キャラクターが5人いる場面があったとしましょう。そのとき、男3人女2人なら男かどうかわかれば、選択肢を5人から3人に減らすことが出来ます。そういう消去法での特定がしやすいということです。

 

よくニュースで流れている犯人像では、大雑把な年齢、性別、髪色、髪型が取り上げられると思います。それと同じ理屈で一番目に入りやすい情報になります。

 

それに加え、小説などの文章のみで伝える場合において、個人の識別によく用いられるものがあります。それが、口調と一人称、二人称の三項目です。

 

読者からすると誰がしゃべっているのかわからないと、すごくもやもやしますよね。この辺は最低限抑えておくべきキャラクター設定です。

 

Ⅲ.身体的特徴2つ

 

続いては、キャラクターにより個性を出すためのスパイス的な要素として、身体的特徴(服装や装備などの身に付けているものも含む)も作中でキャラクターを見分ける際に有効です。

 

例えばの話ですが、あなたはある人の名前を忘れてしまったとして、その人のことを友人になんと説明するでしょうか。

 

あの眼鏡が服着て歩いてる人とか、あの身長が高い人、ちょっとぽっちゃりしてる人などと説明したことは無いでしょうか?

 

それほど、人というのは身体的特徴に目がいくのです。ただし、多ければ良いというものでもないので、ここは一番キャラに個性が出る特徴二つに絞るのがいいと思います。

 

あと、文字ではどうしても印象の強さが弱くなってしまうので眼鏡をかけているくらいの特徴ではなく眼鏡の形が星型くらいまでオーバーな設定にしないと目立ちません。

 

オーバーであればそれでいいかというと、そういうことでもないのですがあくまでスパイス的な部分として設定したいところなので「○○と言えばこのキャラクターかこのキャラクター?」と候補に挙がるくらいの外見的特徴になっていることが理想的でしょう。

 

Ⅳ. 性格のモデルにするキャラクター

 

こちらの設定を選んだ理由は、物語の中でキャラクターが動きだすのを具体的に想像する時に避けて通れない要素だからです。Ⅰ~Ⅲの設定だけでは、個人は特定出来てもキャラクターの動きを想像することが難しいのです。

 

というわけで性格を決めよう!と言いたいところなのですが、それだと非常に難しいです。なので、あまり考え込まず、あの人(キャラ)に似てる感じの性格!という風に決めてしまいましょう。

 

やはり、キャラクター設定ではついつい何でもかんでも項目を挙げて決めていきたくなります。しかし、そうするとキリが無いのでモデルを決めてしまうのが一番手っ取り早いです。

 

自分の譲れない設定だけを決めておいて、なにか設定が無いから困ったというときはそのモデルキャラと同じにしてしまうのです。

 

もちろん、モデルとなるキャラクターは一体ではなくていいです。AさんとBさんを足して二で割った感じとかでも良いと思います。ただし、混ぜすぎると先ほども言及したとおりキャラに一貫性がなくなってしまうこともあるので、できれば一体、多くても二体までにしておくのがおすすめです。

 

Ⅴ. 作品に合った設定をする。

 

最後の項目です!少し難しいかもしれませんが、これが終われば終わりなので頑張りましょう!

といっても、以下の(1)~(6)からひとつを選んで設定するだけです。

 

(1)ストーリーを作りこんだ後にキャラクターを作る場合は、キャラクターに展開とは逆のフラグ設定をする。

例)父親が黒幕の展開なら父親を主人公の大好きなキャラにする。

 

(2)人物相関からキャラを生み出す場合はポジショニングを設定する。

例)戦争物の作品でいう階級や中立なのかどうなのかといった設定

 

(3)世界観を作りこんだ後にキャラクターを設定する場合はキャラクターのゲーム的な基本ステータス

例)防御力・攻撃力・得意スキル・クラス・必殺技など

 

(4)演出メインの作品ならそのキャラクターの過去(または現在)の心情と物語終盤の心情を設定する

例)過去の心情=恋人を殺され、すさみきった心情 ⇒ 物語終盤の心情=自分のような被害者を増やしたくない心情

 

(5)読者へのメッセージ(テーマ)が主体の作品にしたい場合はキャラクターが何を表現する役割なのかを設定する。

例)このキャラクターは作中で独占欲を表現すると決めて、うまく行かないシナリオと組み合わせることで独占欲は報われないことを読者に伝えるなど。

 

(6)キャラクターから作品を作り始める場合は、身体的特徴のモデルを設定する。

例)ドラ○もん

 

わかりにくくなってしまいましたが、要するにあなたはストーリーを第一にして作品を作るのか?それとも、キャラクターを全面に押し出して作品を作りたいのか?

 

はたまた、世界観を作りこんだ後に作品を作りたいのか?というように、場合によって設定すべき項目が変わってくるということです。

 

これ以上のキャラクター設定はプロットを作りながら考えていくと良いでしょう。というわけで、以下が完成したキャラクター設定シートになります。

 

スマホ画面のサイズに合わせたので、スクショを取って、是非活用してみてくださいね。

 

 


∬ キャラクター設定シート ∬

名前:

顔のイメージ:

年齢:

性別:

一人称:

二人称:

口調:

髪色と髪型モデル:

身体的特徴2つ:

性格のモデル:

Ⅴで選んだ設定:


 

>>実際に作ってみた!!<<

 

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