キャラ設定シートを作ってみた!
\『キャラクター設定シート』は、コチラ/
∬ キャラクター設定シート ∬
- 名前:
- 顔のイメージ:
- 年齢(見た目年齢):
- 性別:
- 一人称:
- 口調:
- 髪と肌の色:
- 身体的特徴2つ:
- 髪型のモデル:
- ※有名人でも、キャラクターでも可。
- 性格のモデル:
- ※アニメ・漫画キャラが、オススメ!
- +最後の質問(※後述します)
※自作小説のキャラメイク以外の用途で、ブログやサイトへの転載はご遠慮ください。
キャラ設定シートの使い方
小説におけるキャラ設定をしたいけれど、具体的にどの項目から決めればいいかわからない!
かといって、設定する項目が多ければ良いかと言われると、キャラ設定だけが増えていくばかりで全然作業が進まない!
なんてこともあると思います。
そんなとき、キャラ設定に使えるテンプレ(
そんな悩みを解消すべく、最低限決めておきたい項目のみに厳選したキャラ設定シートを作ってみました!
→ 上のキャラクター設定シートが「すぐに埋まった!」 という方は、こちらへ!
▼ 設定シートが埋まらない方は『解説編』へ
そして、ここからは解説編です。
テンプレを使うにしても、使い方を理解しているか否かでキャラクターの質は格段に変わります。
上の「キャラ設定シート」にある各項目を最初に決めておくべき理由を、紐解いていくことにしましょう!
【項目別】キャラ設定のコツ!
さっそく、キャラ設定シートを作成していく過程をみていただこうと思います。
最初は、インスピレーションを与えるために、キャラ設定をする上で候補となる項目に、どのようなものがあるのかを見ていきましょう!
~ キャラ設定の項目となりそうなもの ~
名前、年齢、性別、職業、誕生日、血液型、身長、体重、髪色、髪型、肌色、容姿備考、一人称、二人称、家族構成、口調、性格、長所、短所、趣味、特技、好きなもの、嫌いなもの、好きな人、苦手な人、星座、好きな食べ物、日課、好きな音楽、嫌いなだべもの、座右の銘、得意科目、学年組番号、部活、ニックネーム、コンセプト、国籍、居住地、人種、種族、配偶者・恋人、体型、顔立ち、アクセサリー、服装、第一印象、将来の夢、目的、行動原理、癖、健康状態、知識レベル、能力、過去の重大な出来事、生い立ち、出身地、家系、国籍、種族、効き手、天敵、属性、アクセサリー、健康度、視力、資産、略歴、会話サンプル、味方と敵、運動能力、装備、モデルとなるキャラクター、人物相関、相棒、服装、眼鏡、一言でいうと(ぺんぎん好き等)、エニアグラム、e.t.c.
他にも項目はたくさんありますが、こうしてみると人間が本当に様々の項目から成り立っていることがわかりますね(笑)
キャラ設定の項目は、これだけ沢山ありますが、
設定を決めていく際の「優先順位」は意識しておいたほうがいいです。
キャラクターに関する重要かつ大雑把な設定(性別や名前など)から入って、次第に細かい設定(髪をいじる癖があるなど)をしていくといった感じです。
これはなぜかと言うと、細かい設定を作ったあとに大雑把な設定のところで矛盾が生じると手戻りになってしまうからです。
キャラがコロコロと変わらないように、キャラ設定は幹から枝葉を作るような順序で作っていきましょう。
そして、ここからは「その幹となる設定がどれなのか?」という所を押さえていきます。
Ⅰ.名前と顔のイメージ
名前と顔のイメージが最低限必要なことは、みなさんにもスムーズにご理解いただけるかと思います。
人が「誰々さんだ!」と識別する際に、必要不可欠な情報がこの二つだといわれています。
念のため、ここでいう顔のイメージというのは、可愛い、目鼻立ちが整っている、幼げ、ボーイッシュ、老いぼれ、厳つい、少年のよう、イケメン、まじめくん、モブ顔、不細工といった要素のことと解釈してください。
といっても、顔立ちを言葉で表現するのもなかなか難しいものだと思いますので、オンラインゲームやアバター作成ツールにある『キャラクタークリエイト機能』が非常に使えます。
手軽さで言えば、『カスタムキャスト』か『picrew』、自由度で言えばファンタシー・スター・オンラインというオンラインゲームの『キャラクタークリエイト体験版』がおすすめです♪
他の要素と見比べながら調整していけばいいので、あまり深く考えずに顔立ちを端的にあらわしていそうな一言を選んでみてください。
大抵の作品では、いわゆるキャラ被りを起こさないように、顔立ちが被るキャラクターをできるだけ排すように設定されているようです。
作中では、個人の特定に非常に強力な項目となるでしょう。
稀に、幽霊キャラのように肉眼では見えないキャラクターが出てくることがあります。
そういったケースでは、主人公が声を聞いて想像している顔立ちをイメージして設定しておきましょう。
あわせて読みたい:【これで完璧】キャラクターの名前の付け方まとめ!
Ⅱ. 推定年齢・性別・髪色・髪型・肌色・口調・一人称
続いては、こちらの七種類の項目。
「推定年齢・性別・髪色・髪型・肌色・口調・一人称(二人称もあると良い)」です。
▼ 理由は、以下の三点をおさえているからです
- 小説において頻繁に描写しやすいこと。
- 間接的に個人を特定しやすいこと。
- 主張しすぎない個性であること。
・小説において頻繁に描写しやすい!
小説においては 「彼」や「彼女」といった文字を使って、性別を区別することができます。
同様に、一人称・二人称・口調が決まっていると、キャラが声をかけてくる度に描写できます。
そして、身体的特徴のうちで最も端的に描写しやすいものが「髪色と髪型、推定年齢」になるでしょう。
髪&年齢、肌色以外の身体部分を文字で描写しようとするとわかるのですが、
思いの外大変な上に、説明文化しがちなのです。
・間接的に個人を特定しやすい!
例えば、キャラクターが5人いる場面があったとしましょう。
そのとき、男3人女2人なら男かどうかわかれば、選択肢を5人から3人に減らすことが出来ます。
このように、消去法で人物を特定がしやすい項目が「推定年齢・性別・髪色・髪型・肌色・口調・一人称」の7つなのです。
よくニュースで流れている犯人像では、推定年齢、性別、髪色、髪型、肌色、喋り方が取り上げられていますよね。
それと同じ理屈で、一般的に人間の記憶に残りやすい情報なのです。
・主張しすぎない個性だから!
あまりに主張が激しい個性を設定すると、ストーリーへ少なからず影響が出てきます。
その場合は、ストーリーとの帳尻合わせが必要になるので、難易度が一気に上がります。
その点、主張しすぎない個性であることは大切な要件となってくることでしょう。
あわせて読みたい:キャラクター創作に使える口調一覧とコツ!
Ⅲ.身体的特徴2つ
続いては、キャラクターに個性を出すためのスパイス的な項目として、身体的特徴(服装や装備などの身に付けているものも含む)も作中で、キャラを見分ける際に有効です。
例えば、あなたがある人の名前を忘れてしまったとして、その人のことを友人になんと説明しますか?
あの眼鏡が服着て歩いてる人とか、あの身長が高い人、ちょっとぽっちゃりしてる人などと説明したことは無いでしょうか?
それほど、人というのは身体的特徴に目がいくのです。ただし、多ければ良いという理由もないので一番キャラに個性が出る特徴二つに絞るのがいいと思います。
あと、文字ではどうしても印象の強さが弱くなってしまうので、眼鏡をかけているくらいの特徴ではなく眼鏡の形が星型くらいまでオーバーな設定にしないと目立ちません。
オーバーであればそれでいいかというと、そういうことでもないのですが
あくまでスパイス的な部分として設定したいところなので「○○と言えばこのキャラか、このキャラ?」と候補に挙がるくらいの外見的特徴になっていることが理想的でしょう。
あわせて読みたい:キャラの外見を200種類以上集めてみた!
Ⅳ. 性格のモデルにするキャラクター
こちらの設定を選んだ理由は、物語の中でキャラクターが動きだすのを具体的に想像する時に避けて通れない項目だからです。
Ⅰ~Ⅲの設定だけでは、個人は特定出来てもキャラの動きを想像することが難しいのです。
というわけで性格を決めましょう!
と言いたいところなのですが、それだと非常に難しいですよね。なので、あまり考え込まず。
あの人(または、キャラクター)に似ている感じの性格!という風に決めてしまいましょう。
やはり、キャラ設定ではついつい何でもかんでも項目を挙げて決めてしまいたくなります。
しかし、そうすると楽しいのですが、キリが無いのでモデルを決めてしまうのが一番手っ取り早いのです。
自分の譲れない設定だけを先に決めておいて、なにか設定が無いから困ったというときは、そのモデルキャラと同じにしてしまえば良いのです。
もちろん、モデルとなるキャラクターは一体ではなくていいです。
AさんとBさんを足して二で割った感じとかでも良いと思います。
ただし、ごちゃ混ぜにしすぎるとキャラに一貫性がなくなってしまうこともあるので、できれば一体、多くても二体までにしておくのがおすすめです。
あわせて読みたい:結局キャラクターの性格ってどうやって決めればいいの?
Ⅴ. 作品に合った設定をする。
さて、次が最後の項目です!
ここが少し難しいかもしれませんが、これが終われば素敵なキャラクターが出来上がるので頑張りましょう!
▶ 作品にあった設定を決める最後の質問はこちら!
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