個人クリエイターのためのセルフブランディング戦略とは?
最近は音楽を作ったり小説を書いたりしている方だけではなく、YOUTUBEといったプラットホームを使って動画製作を始めたり、ライブ配信をやってみようという方も増えて来ているようですね。
そういうわけで、今回は現役のマーケターが気づいたことを少しだけご紹介していって、少しでも個人が活躍できるように支援してみたいとおもいます。
また、当サイトでは作家向けの記事をたくさん書いているので、具体例として「カクヨム」や「小説家になろう」と「Twitter」を連携させる方法についても最後に触れていくので、作家の皆さんはお楽しみにしていてくださいね!
※もちろん、URLをTwitterでバラ撒く方法なので動画製作者や絵師さん達にも使えるものになってます!
それでは、始めていきましょう!
セルフブランディングとは何か?
まず、セルフブランディングの意味をざっくり言ってしまえば「あなたが創っている動画や小説といった作品たちを、どうしたらもっと多くの人に見てもらえるのか?」を考えて試行錯誤をすることです。
そして、個人の場合は企業と比較すると資金力という面ではどうしても劣ってしまいます(※個人も事業規模がでかくなってくると話は別ですが)。
そのため、企業とはまた少し違った戦略を打つ必要が出てくるでしょう。次のセクションでお話するプロモーションをする場所の選定に大きく関わってくることになります。
さて、本題に入る前に大前提として「広告を出さなければ、自分の作品の存在が知られることはまず無い」ということは肝に銘じておきましょう。
「そりゃあ、当たり前だろう?」と思われるかもしれませんが、意外と多いので注意したいところです。
というのも、自分の作品に自信が持てずにお蔵入りさせていたり、もっと沢山のサイトに投稿したり、いろんなSNSで拡散すればいいのに躊躇していたりめんどくさがったりする方が、経験上少ないとはとても思えないからです。
たしかに、世の中に自分の作品を出すのが怖いこともあります。炎上したり叩かれたりしたら次の作品が書けなくなってしまいそうになることだってあるかもしれません。
そんなときは、心のなかで自分よりレベルが低そうだと思っている人のプロモーションなんかを覗いてみましょう。これはちょっと声を大にしてはいいにくい方法ですが、こういうことで自信がでるのもまた人間らしさだとおもいます(笑)。
使えるものは何でも使いましょう。商売の世界というのは、想像を遥かに超えるほど生存競争が激しいものですからね。
プロモーションはどうやってすればいいの?
それでは本題ですが、プロモーション(広告)というのは以下のような組み合わせであらかた決まります。
広告の出し方を左右する要素たち(重要度順)
「だれに(対象)」×「どこで(場所)」×「どれくらい(頻度)」×「いつ(時間)」
個人が簡単に始められる広告媒体といえば、SNS(Twitter・Facebook・Instagram・pixiv)か、Googleの検索エンジンからの流入がメインとなることでしょう。
もちろん、作品のジャンルをもう少し絞れば他にも沢山プラットホームがあるでしょう。小説であれば「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」「エブリスタ」「ノベルアップ+」「note」といった感じでしょうか。
動画であればYOUTUBEやニコニコ動画、中国の動画投稿サイト「bilibili」なんかが挙げられることでしょう。ここは詳しく話さなくても各自で見つけ出せるものだと思うので割愛させていただきますね。
このパートでは、とりあえず自分が出したい作品が置けそうなプラットホームには、どんなものがあるのかということに対して視野を広げておくだけで十分です。
プロモーションはどうやってすればいいの?
プロモーション(セルフブランディング)において、最も重要なのは経験上「ターゲット」です。
たとえ沢山の人に広告が見られていても、あなたの作品を面白いと思うようなターゲットでなければリツイートもしてくれなければ、Twitterなどのフォロワー数を増やすコストがかさむだけです。
それにマンパワーであれば大企業に十中八九負けてしまうでしょう。そのため、ターゲットを明確にしておくことがなによりも大切です。このサイトで言えば「(小説家を含めた)クリエイター全般」がターゲットとなっています。
いつ広告を表示するのか、コンテンツをどう宣伝するか、どれくらいの頻度で宣伝するのかという部分も重要ではありますが、これらは後からいくらでも調整がききます。場所もターゲットが居る場所によって必然的に決まってくるでしょう。
では、『ターゲット』はどのようにして決めれば良いのでしょうか?
ターゲットの決め方
たとえば私が参入しているブログ業界においては、一般的に「クレジットカード」や「通信費」といった月額固定サービスに関わるアフィリエイトが単価も大きく稼ぎたいならおすすめとされています。
しかし、ぶっちゃけ「クレジットカード」を集めてクンカクンカするような趣味を持ち合わせているわけでもないので、そんな作品(=ブログ記事)を創りたいとは私は思いませんでした。
これは小説であっても「恋愛ものが書きたい!」とか、動画でも「ゲームのプレイ動画がいい!」とか、きっとみんな何かしらこだわりがあるのだと思います。でなければ、会社員をしていたほうが遥かに楽に稼げますからね。
そういうわけで、ある程度ターゲットは規模感さえありそうならなんでもいいと思います。強いて言うなら、自分が作品を創っていて楽しいと思えるのが一番でしょう。
個人作家の多くが途中で夢を諦めるのは、本当にやりたいことをひたすらに我慢して自分に無理を強いたがために、継続ができなくなったという点が大きなポイントです。
実はこのサイトも元々は、アニメの感想を書こうと思って立ち上げていたりします。著作権の関係とかで不味そうな気がしたので、だったらそもそも感想を書いてほしい人が沢山いるところと協力した方が良いじゃん!
となって、現在のようにクリエイター支援をするサイトへ至ったというわけです(笑)
さて、ここからは少し具体的な話にしていきたいので「小説を人に読んでもらう」というセルフブランディング戦略を例えに解説していこうと思います。
小説の場合は、『ジャンル』がターゲティングと最も密接な関係を持つことになるでしょう。ミステリーが書きたいのか、戦記ものが書きたいのか、ファンタジーが良いのか?
複数あってもいいですが、最初のうちは統一感があったほうが良いでしょう。自分が本当やりたいことさえ決まったら、ターゲットはもう決まったようなものです。
【▼あわせて読みたい!】
SNSでターゲットを獲得する方法【実践編】
分野にもよって使用すべきSNSには、多少差はありますが日本においてはTwitterが最もメジャーだと言えるでしょう。
そういうわけで、ここからは実際にたったの3ステップでTwitterを使って宣伝していくことにしましょう!※宣伝用のアカウントを作るかどうかは自由でいいと思います。
Step.1:『ターゲットである』フォロワー数を増やす。
Twitterには、検索機能がついていることはご存知でしょうか?PCの画面であれば右上に、スマホであれば一番下にある虫眼鏡のようなマークを押した後に一番上に「キーワード検索」という場所が表示されているでしょう。
そこに「小説好き」や「読書アカ」、「書評ブログ」などで検索をかけていきます。そして、書評ブログをフォローしているようなTwitterアカウントは読者になりそうですよね?
このように、小説を読みたい人が検索しそうなワードでヒットしたアカウントをフォローしている人を片っ端からフォローして集めていきます。他にも、同ジャンルの作家さんをフォローしているアカウントも高確率で振り向いてくれそうです。
ただし、一気にやりすぎるとTwitterから停止されるので1日に多くても30人くらいまでにしておいた方が良いでしょう。
よく「Twitterで宣伝してるんだけど、全然広告効果ないよ」とおっしゃる作家さんがいらっしゃるのですが、実は裏側でこういうターゲティングをしていなかったり、フォロワーさんが既にアカウントを捨てていることが原因だったりします。
また、自分がフォロー出来る人数はフォロワー数(=自分をフォローしてくれている人の数)によって上限が存在しています。
フォロワーさんがちゃんと稼働しているかどうかは『アトミ式フォロワー管理機』から確認できます。フォロー外しもやりすぎると停止を食らう危険があるので多くても1日30人以内が良いでしょう。
さて、といってもずっと30人ずつフォローし続けるのも芸がないと言うか地道すぎますよね。そういうわけで、ある程度フォロワーさんが集まってきたと思ったら自動化の作業に移っていくことにしましょう!
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