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小説を書くときに使える無料ソフトとツールまとめ!

 

小説を書くときに使える作家さんを補助してくれるような無料ソフト・ツールについて、今回はお話していきたいと思います!

 

小説を描いていると知らず知らずのうちに設定がぶれてしまったり、ストーリーの展開が変な方向にいってしまっていた!といったこともあるかと思います。

 

そういった問題を未然に防ぐためにも、無料で使える便利な創作ソフトを活用していきましょう!それでは、イチオシのWorld Typeから紹介していきます!

 

World Type


最初にご紹介するのは、『World Type』というブラウザ上でキャラクターの設定や、物語の舞台となる世界観の設定を簡単に管理できる作家支援ツールになります。

 

出来ることは大きく2つあります。ひとつは、創作のアイデアをメモに残してツイッターなどで共有できる機能。

 

もうひとつは、世界観の設定とキャラクターの設定に関するヒントを見ながら設定を簡単に管理できるというものです。

 

ちなみに、PCからもスマートフォンからも使えました!メモ機能は正直PC向けというのと使いにくい気がしますが、

 

世界観の設定やキャラクターの設定についてはスマホからも全然不自由がなくて良い印象です。

 

また、Googleのメールアドレスやfacebookアカウントと同期できるためユーザー登録も人によっては省略できるのでサクサク進みます!

 

正直、チュートリアルもめっちゃわかりやすくて感動しましたので設定管理という側面では使いやすさは抜群だと思います!

 

機能を理解するのに一番良いのは実際に自分でソフトを触ってみることですが、もう少しだけ細かく出来ることについて、ご説明していこうと思います。

 

メモ機能について


まず、ひとつめのメモ機能です。こちらは結構癖があるメモ機能なので単純なテキストメモのようなものではありません。

 

真っ白いページがあって、そこにパワーポイントのように『テキストの入ったBOX』や『画像の入ったBOX』を追加していきます。

 

ただ、BOXを移動させるときにカーソルやタップにBOXがうまく反応してくれないことが多く、こちらの機能はあまりおすすめしません。

 

ただし、もうひとつの機能である『設定管理』のところにメモが記載できるスペースが別にあるので、そちらを使えば使い方によっては対応できると思います。

 

設定管理ツールについて


一方で、もうひとつの機能『設定管理』はすごくおすすめの機能になっています!この記事を描こうと思ったのもこれの影響ですw

 

項目としては『人物の設定』、『概要というテキスト欄』『集団の設定』、『地理の設定』、『問題の設定』、『トレンドの設定』、『百科事典を作る』というものがあります。

 

また、項目ごとに複数の設定を登録できたり世界ごとに分けて管理することができるので一作品だけでなく、複数の作品を同時に管理できるようです。

 

そして『人物の設定』の中では、キャラクターの行動原理を質問形式で問いかけてくれます。

 

例えば、<この人物が一番大事にしているものは何ですか?>であったり、<この人物の人格形成に最も大きな影響を与えた出来事は何ですか?>といった質問です。

 

これが結構おもしろくて、用意されている質問に解答していくことによってキャラクターの性格をより深堀していくことができる設定シートになっていました。

 

もし連載中で作品の展開があまり浮かばなくなってしまったという方は、今一度これらの質問に応えていくといいと思います。

 

質問に答えるために自然と想像が膨らむので、新しい発見につながるとおもいますよ!そういった意味でこの機能はとても有能だと思いました。

 

補足ですが、画像も登録できるのでキャラクターの画像を持っているという方は登録しておけばシート自体に雰囲気がでていいですよ!

 

続いて、『集団の設定』です。こちらについても、活動拠点やリーダーの選択方法・集団への加入方法から除隊方法まで細かすぎず大雑把過ぎない設定ができるようになっています。

 

歴史改変や戦争ものなどを描く方にはうってつけの機能でしょう。集団の文化やルールも設定できます。

 

そして、『地理の設定』ではいくつか地形が用意されているので選択するだけなのですがバリエーションが豊富でこういう地形もありかも!と思わせてくれるシチュエーションを逃さずに教えてくれるのでおすすめです。

 

まだ、説明していない『問題の設定』については、不平等や貧困、悪政など主人公やストーリー上の課題を、『トレンドの設定』では服飾・文化、思想などを自由に設定できます。

 

最後に、『百科事典』ではカテゴリーごとにわけて用語を管理できます(例えば、魔法の名称というカテゴリーを作って、その中に魔法をいくつか書き込むことができます)。

 

Nola


次にご紹介するのは、『Nola』というプロット・テーマを管理できるサイトになります。

 

先ほどの『World Type』が世界観やキャラクターを構築するのに特しているのに対し、こちらはストーリーの進行管理に重きを置いたサイトになっています。

 

アプリもあるそうなのですが、アイフォンなのかな?アンドロイドの私には見つけられませんでした。

 

とはいえ、URLでサイトに飛びさえすれば使えるのでアンドロイドの方も安心してください。PCでも利用できます。

 

主な機能は、『物語のテーマ設定』、『プロット(起承転結)の設定』、『世界観と人物の設定』の三つです。

 

世界観と人物の設定については、『World Type』の方がおすすめですが、特に『プロット(起承転結)の設定』では、ドラッグ&ドロップで出来事の順番を簡単に入れ替えることができため便利だと思います。

 

もし、アプリ版の使い勝手が良かったら管理人にもこっそり教えてくれたら、サイトのイメージキャクター:CreAさんからクッキーがもらえる可能性が微レ存ですよ!!というわけで、ご精読ありがとうございました。

 

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