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小説のネタ切れやアイデア探しで疲れた方必見!アイデアが浮かんで止まらなくなる方法

小説のネタ切れやアイデア探しで疲れた方必見!アイデアが浮かんで止まらなくなる方法

 

面白い小説を書くためには、哲学的な言葉遊びに使えるネタや展開を彩る数々のアイデア探しは不可欠ですよね。とはいえ、どうしても良いアイデアが浮かばない!なんてこともあるかと思います。

 

というわけで、今回はそんな迷える作家さんへ小説に使えるアイデアを探し出すのコツについて、お話していこうと思います。

 

創作ネタが浮かぶプロセスから考える

 

そもそも、何故アイデアが浮かばなくなってしまうのでしょうか?

 

それを探るためには、まずアイデアが思い浮かぶまでのプロセスを理解することが肝心です。

 

みなさんは、アイデアを浮かべるまで何をしてきましたでしょうか?無意識だったからわからないという方も多いとは思いますが、大抵は以下のプロセスを辿ることになると思います。

 

  1. アイデアやネタが欲しいという願望が出てくる(例:音楽を聞いていて、感動する)
  2. とりあえず、何か考えてみる(例:空想に浸り、物語の骨組みをつくってみる)
  3. イマイチ良いネタにならない時は、模索する(例:人と会話したり、調べてみる)
  4. 考えをまとめる(例:文章にしていく)

 

つまり、この1~4のどれかのステップで何か不具合が生じてアイデアが浮かばないのです。人によって、どのステップで問題が起きているのかは違うので、ステップごとに説明していきたいと思います。

 

また、よくあるネタ切れの解消法は『何かと何かを足してみること』や『とりあえずインプットする』といったものと言われています。

 

確かに、これらの方法で解決することも結果的には多いのですが、それは偶発的な解決でしかなかったりします。

 

つまり、アバウトすぎるのです。コツも掴まずに、いつか思い浮かぶだろうといった発想法では要領が悪すぎます。

 

それでは、プロセス毎に不具合の原因や対策・コツをみていくことにしましょう!

 

ステップ.1:アイデアを渇望しているか?

 

まず、小説を書いているとアイデアが欲しくなるのはすごくわかります。アイデアが浮かばなければ続きが書けないと思いますもんね。

 

読者もきっとあなたの作品を心待ちにしていることでしょう。しかし、アイデアを出すこと、ひいては小説を書くことが目的と化していないでしょうか?

 

あなたが小説を書きたい理由はなんでしょうか?きっと、小説を書くことではないはずです。

 

本当に自分が小説を書くことで、何をしたいのか?ほんの少しだけでいいので考えてみましょう。答えが完璧にわかる必要はありません。

 

今この瞬間にパッと浮かんでくることでいいです。何か思い浮かんだらそれを必ず書き留めて置いてください。

 

この段階で目的が見付からないのであれば「小説を書くこと自体」へのモチベーションが下がっている恐れがあります。もはや、アイデア云々以前の問題です。

 

もし、そうでなければここでもう一度自分に問うてほしいのです。

 

そもそも本当に小説を書くためにアイデアが必要ですか?

 

アイデアが浮かべば小説が書けるというのは間違いではないですが、「事実は小説よりも奇なり」という通りノンフィクション作品でも面白いものはあります。

 

ノンフィクション作品を書いている場合は、おもしろいアイデアを考え付く必要なんてありません。

 

フィクション作品についても、要所要所にノンフィクション要素を盛り込むこともよくあるので活用すればいいだけです。

 

ここでようやく、インプットすることに意味が生まれます。そして『興味深い・面白いノンフィクション』を探しあてたら、そのままフィクションと混ぜこぜにして書けば執筆は進むでしょう。

 

これを結果から見ると、とりあえずインプットすればいい!という見方になりますが本質は違います。インプットする目的が無いのに知識を蓄えてもあまり効果はありません。

 

また、このステップで詰まっている方が物事を組み合わせて発想につなげようとしてもインプットすることは回避できますが、目的が無いため迷子になりがちです。

 

偶然、面白いものが産まれることはありますがそれはあくまで偶然にすぎないのです。

 

ここでひとつ面白い話をすると、神話に出てくる三つの頭を持つ血管の浮き出ているほど凶悪な怪物ケルベロスはかなりの甘党で蜂蜜をあげれば、冥界に通してくれるちょろすぎる番犬です。

 

擬人化したときに使えそうですね!w このようにハッと驚かされる事実は、なんだかんだインスピレーションになります。

 

このように、神話や聖書を調べる。美術館や博物館で珍しい生き物の歴史や芸術を目の当たりにするのも良い刺激となることでしょう。

 

ステップ.2:表面だけのインプットになっていないか?

 

「既にいろんな情報を仕入れてみたけれど、そのまま使うのも難しい」ということはよくあります。

 

例えば「JR品川駅がある住所は品川区ではなく隣の港区」なんていう豆知識をインプットしたとしましょうか。

 

そこで「さぁ、あなたの小説に取り入れましょう!」といわれたらどうしましょう。私だったら多分困りますw

 

では、どうすればいいかというと更に深堀して調べれば良いのです。すると、その理由は実は奇妙なことにわかっておらず。

 

元々は「農作物がダメになるという理由で村人の反対運動があり、鉄道会社が追いやられた」とされていたことや、

 

最近では「線路の途中に山があるため効率が悪かったからなのではないか?」という説が主流になっていることがわかりました。

 

ここからであれば、色んなストーリーが作れそうではないでしょうか?

 

この謎に包まれた事件のなかで何があったのか?妄想が膨らむと思います。

 

私たちは、ここに「小説創作へ必要とされる発想力」と「発明へ必要とされる発想力」の違いが垣間見ることが出来ます。

 

つまり、小説でいうアイデアとは、ある程度固まった「ストーリー」であり「物質や事実」ではないということです。

 

なので、事実をインプットするのではなく事実が何故起こったのか?何故発生するのか?理由を突き詰めていくことで、物語を産み出すアイデアとなっていくのです。

 

ステップ.3:インプットするものを間違えていないか?

 

ステップ.2までが解決していれば、アイデアは浮かぶし小説も書けるとは思います。ただ、これだけで魅力のある作品になるかといわれると別問題です。

 

とにかくインプットすれば面白い作品が出来るかといわれれば、そうではないでしょう。当然のお話です。ここまで来ている方に必要なのはインプットする物だったり、方法を選ぶ技術です。

 

インプットする量にも限界はありますし、時間効率が悪いものも沢山あるでしょう。英語の勉強だって立派なインプットですが英語に詳しい人が小説のアイデアがぼんぼん浮かぶわけじゃないのと同じです。

 

それでは、良質なインプットとはなんでしょうか?

 

それは『体験』することです

 

普段全くしない戦争ゲームをやってみたら戦場を風景にした題材について書けるようになるかもしれません。そこからオンラインゲームという新たな世界観を知ることになるかもしれません。

 

このように、知識にこだわらずに五感で新しいものごとに挑戦してみましょう。新しい事とはいってもそんな仰々しいものでなくていいです。

 

目をつぶって普段食べないインスタントご飯の匂いを思いっきり嗅ぐとか、苺の種を全部取ってみるでもいいので、どんどんそういえばやったことが無かったことへ挑戦してみましょう。

 

次に効率の問題です。もっと良い方法があるかもしれませんが、私の経験上もっとも効率よくインプットすることは人と話すことです。ただし、話すといっても聞く立場です。

 

人と話す間は常に自分とあなたの価値観が足し算されて新しい物がうまれています。大半は意識する必要もないほど、どうでもいい足し算ですが数打てばあたるのでおしゃべりは中々ためになりますよ!

 

さて、ここまでくればアイデアはいろいろ浮かぶはずです。最後のステップ4「考えをまとめる」という部分はアイデアを出す方法ではないので、また別の記事で扱いたいと思います。

 

それでは、みなさんの創作が独創的なアイデアたちで一層美しく彩られることを祈っております。

ご精読ありがとうございました!

 

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