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『売れる小説』と『売れない小説』の違いとは?

 

『売れる小説』と『売れない小説』の違いとは、何でしょうか?

 

みなさん、こんばんは。

創作支援サイト『作家の味方』管理人のらぴ(@kazakiribana2)です。

 

今回は『売れる小説』と『売れない小説』の違いについて、少しでも参考になるお話ができれば嬉しいです。

 

ただ、結論から申し上げますと『売れる小説』とは、『売れる要素』を持っている作品であり、その『売れる要素』は作品によって多種多様であるようです。

 

まぁ、この字面だけをみると「これじゃあ参考にならないじゃん」と思う方も多いでしょう。しかし、この部分は深く理解しておくことをお勧めします。

 

というわけで、ここからは何故このような結論に至ったのかというところについてお話していこうと思います。

 

売れる作品とは?

 

そもそも、『売れる小説』とは何でしょうか?

 

正直『売れる』という現象は、結果以外の何者でもありません。そんなものは到底、実在しえないでしょう。

 

仮にそんな作品があるとすれば、今頃世の中に『売れない作品』は存在していないはずです。

 

しかし、『売れそうな作品』というものが存在していることも確かだと思いませんか?

 

それは統計的に大衆の需要が裏打ちされているものであったり、優秀な編集者の目利きにヒットしたものであったりするわけですが、そこが肝なのです。

 

小説の売り方!

 

小説執筆というビジネスにおいて大切だといわれることは山のようにありますが、『売る』という着眼点を持ってみた時に最も大切なことは文章力でも描写力でもなく「プロモーション力」に他ならないでしょう。

 

これは自費出版においてもレーベルからの出版においても同様です。

 

自費出版であれば、自らプロモーションを大々的に行わなければ稼ぐことはほぼ不可能でしょう。

 

レーベルから出版をするにしても、出版社にて行われる「企画会議」で編集者たちを納得させなければいけません。

 

では、自分の大切な作品を売り込むにはどうしたら良いのでしょうか?

 

編集者の目線を知ろう!

 

古いことわざに「餅は餅屋」ということわざがあります。つまり、餅のことなら餅屋に聞くのが一番だという意味なのですが、これは小説においても同じことでしょう。

 

小説を売るのであれば、小説を売るプロに聞くのが一番早いということです。しかし、ここで一つ大きな勘違いをする方も多いようです。

 

それは必ずしも「小説を売るプロ=小説の作者」ではないということです。

 

よく売れている作家さんへのインタビューをテレビや動画で拝見させていただくことがありますが、あれはあくまで「小説を書くスキル」について参考になるものです。

 

その裏には、編集者という方がいらっしゃいます。要するに、売れる小説を書きたいのであれば優秀な編集者の目線を知っておきましょうということです。

 

そうすることで、自分の作品のどこが『売れる要素』なのかが解ってくると思います。そこを全面に押し出せばよいのです。

 

もちろん、作家さんと編集さんの相性もあるので必ず言うことをすべて信じろとはいいませんが、少なからず参考になってくれるのではないかと思います。

 

以下のように、編集者直伝の著書も書店にたくさん置いてあります。そこから編集者の目利き技を盗んでくるのもひとつの手でしょう。

 

▼電撃文庫編集長『三木 一馬』さんの著書

 

 

マーケティングを体感する

 

『売れる小説』にしたいというのであれば、商売の基本であるマーケティングに関する知識を持っておくと便利です。

 

ガチガチの専門書を読み漁る必要はありません。情報商材も別にいらないと思います。なぜなら、みなさんはいつでもマーケティングを学び取る機会を持っているからです。

 

ツイッターのアカウントは持っていますか?スマホは持っていますか?持っているなら問題ありません。チャンスは無限大です。

 

例えば、ツイッターで自分の作品を宣伝するとしましょう。何も考えずに宣伝しても数多の作品に埋もれてしまうだけです。

 

であれば、どうすればいいのでしょうか?もし、あなたの小説が30代の仕事に疲れた男性をターゲットにしていたとしたら。自分でも少し考えてみてくださいね。

 

30代の男性だと思われる人をフォローしまくった宣伝アカウントを作って、BOTによる拡散を行えばどうでしょうか?

 

ターゲットには到底なりえない80代男性のフォロワーが多いアカウントで宣伝するより遥かに反応が良くなると思いませんか?

 

それだけではありません。宣伝文句を替えるだけで劇的なPV数の変動が起こることもありえるでしょう。ここでも、自分の作品のどこが『売れる要素』なのかを知ることができるでしょう。

 

また、宣伝というと「自粛すべきだ」とか「金に汚い」といったイメージは付きがちですが、商売をするのであれば率先してやるべきです。

 

少し厳しいことを言いますが、そうでなければ儲けなんて無いと思った方がいいでしょう。宣伝しなくて売れる作品なんて極めて稀です。

 

企業が広告に払っている金額を見てもよくわかると思います。どうしてもそう思ってしまうのであれば自分に自信が無い証拠です。もっと胸を張りましょう!

 

あなたはだれかを幸せにする作品を作って、その人の元へ届けているだけです。

 

さて、少し話しが脱線しましたが小説を売りたいのであればマーケティングスキルを身につけておくべきでしょう。

 

目に付く「キャッチフレーズ」や、思わず自分がクリックしたツイートを記録しておくだけでも宣伝の精度が上がるのが体感できるかと思います。

 

シンプルに出面を増やすのも有効ですね。ツイッター以外のSNSでも拡散するといった工夫があるでしょう。もちろん、戦略的撤退も考慮にいれるべきですが。

 

小説とは少し離れてしまいますが『えんとつ町のプペル』(POUPELLE OF CHIMNEY TOWN)という作品はご存知でしょうか?

 

幻冬舎から出版され累計発行部数37万部を突破した絵本なのですが、作者である西野氏は作品を売るためにまず美術展を開催しました。

 

小説を売るにはどうすればいいだろう?生活必需品ならみんな買う。それ以外でもの買うというのは、どんなときだろうか?

 

そう考えた彼がふと思い浮かべたのが「お土産」でした。お土産は生活必需品ではありません。ただ、どこの地方へ行っても置いてありますし、買ったことがあるという方も少なくないのではないでしょうか?

 

そこで、彼は何故お土産が売れるのかをまた考えます。すると、物を買っているのではなく、人々は「思い出」を買っているということに気が付くのです。

 

敢て、少し尖った売り方をご紹介しましたが、そうやってヒット作が生み出されるのもまた事実であることを知って頂ければ嬉しいです。

 

当サイト『作家の味方』の管理人であるらぴもまた、小説を書く上でターゲットにしている「作家さん」たちへ効率的に届くような仕組み創りとして、この場を創りあげています。

 

まぁ、それについてはまた後ほどということで!(笑)

 

というわけで、今回は自分の作品を『売れる小説』にしてあげるためには、どういった工夫ができるか?というお話でした!

 

今日も創作お疲れさまです!みなさんの作品が世に出ることを楽しみに待っています♪ それでは!

 

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