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あなたに最適なキャラクターの作り方を見つけよう!~キャラクター設定ナビ~

 

キャラクター設定ナビへようこそ

 

このページは、選択肢を辿っていくだけで、あなたが「いま最も必要としている情報」をダイレクトに提供するためのナビゲーション専用ページです

 

キャラクター設定を作る方法は、調べれば調べるほど沢山あることに気付かされます。

 

しかし、キャラクターの「用途」や「作者の好み」によって最適な作り方が異なってくることには注意しておきたいところです。

 

キャラクターの用途や好みにあわせた「キャラクターの設定方法」に出会える一助となれれば嬉しいです。

 

キャラクター設定手法 ー 早見表

 

これから解説していく「キャラクター設定手法」たちは、概ね下の図のように整理できます。

 

これだけでは、わかりにくいと思うので、各キャラクターの作り方が「どんな用途に適しているのか」見ていくことにしましょう!

 

また、このページには「メニュー」からいつでも戻ることができます。

 

 

それでは、ここからナビゲーションを始めます。

 

創作キャラクターに設定を作る際は「物語が必要かどうか」で、大きく設定方法が異なります。

 

自作小説やノベルゲームを作りたいのであれば、キャラクターがストーリーと密接に関わってくることになります。

 

そのため、過度の設定はストーリーをぎこちなくしてしまう原因となってしまうこともあるので、

 

物語が必要な場合は、少しばかり設定を慎重にする必要がでてくるでしょう。

 

> 物語が必要なキャラクター設定はこちら

> 物語が不要なキャラクター設定はこちら

> 第三の選択肢(絶対押すな!)

 

 

物語が必要な場合

 

物語が必要な場合は、さらに以下の2パターンに分岐することになります。

  • 物語や世界観、テーマ ⇒ キャラクター設定の順に考える
  • キャラクター設定 ⇒ 物語や世界観、テーマの順に考える

 

どちらから作るかは、考える順番が変わってくるだけなので好きな方を選ぶと良いでしょう。

 

強いて言うのであれば、SFなどの世界観や哲学的な思想を描いてゆく作品では「キャラクター設定以外の要素」から。

 

逆に、ヒューマンドラマのような「人間の感情」を中心に描いていきたい場合は「キャラクター設定」から始めるとスムーズになります。

 

> 物語や世界観、テーマ ⇒ キャラクター設定の順に考える

> キャラクター設定 ⇒ 物語や世界観、テーマの順に考える

 

キャラクター設定以外の要素から作る場合

 

キャラクター設定以外から物語を作る場合は、次の五つの要素から作られていることが多いようです。最も重要視したい項目は以下のうち、どれですか?

 

上記のリンク先にそれぞれに対応する詳細なキャラクター設定の手順を用意しておきました。気になるものがあれば、読んでみると良いでしょう。

 

人物相関(ポジション)からキャラクターを設定する方法

 

戦争モノなんかで、登場したかと思うとすぐに死ぬキャラクターなんかが、この作り方に相当するでしょう。

 

このように、人物相関やポジションによってキャラクターを作るケースも稀ですが存在します。

 

ただ、この場合は少し特殊でキャラクターの設定を「作りたい」と思って作るというよりは、「作ったほうがいい状況に迫られている」パターンの方が多いと言えるでしょう。

 

ちなみに、恋愛作品で言うところの「人間(恋愛)関係からキャラクターを作っていく」というのは、どちらかというと心の動きを捕らえてゆくものなので、「キャラクターから物語を作っていく方法」になります。

 

このように、人間関係からキャラクターを作る場合は他の手法との併用がほとんどです。

 

例えば『デスノート』という作品では、『通称:L』というキャラクターが主人公である『八神 月』のライバル役として登場してきます。

 

一見、「ライバル」という人間関係によってキャラクターを作っているように見えますが、「テーマ(=デスノートで言えば主義主張の対立でしょうか)からキャラクターを作る方法」と併用されていることがわかります。

 

他の「キャラクターの作り方」を併用することなく、純粋に人間関係のみで必要に迫られて作ったキャラクターは、原則としてモブキャラに徹した方が良いです。

 

むしろ印象に残りにくい「二組の山田君」くらいの設定にしておいた方がいいでしょう。この理由をわかりやすくするために、良くある失敗例をあげておきますね。

 

例えば、モブキャラを超絶美人にした上で作品冒頭で特に感動シーンもないまま死んでしまうという展開を用意したとしましょう。

 

このような場合、読者としては「美人がただ目の前で死んだ」というだけの状況になります。大衆向けのコンテンツとしては、心象を害す可能性すらあるのです。

 

何かしら意図があれば良いですが、闇雲にモブキャラの設定を凝りすぎることは意図しない心象を引き起こすことになるでしょう。

 

> 作品のテーマや読者に伝えたいことからキャラクター設定を作る方法はこちら

> まだわからないことがあれば、Q&Aコーナーに相談してね!

 

演出したい場面からキャラクターを作る

 

このセクションでは、キャラクターの心情を効果的に演出することに主眼を置いた「キャラクター設定の作り方」について、お話していこうと思います。

 

どうしても、少し難しい内容になってしまうので具体例をあげることにしましょう。

 

今回取りあげるのは、週刊少年マガジンの『七つの大罪』という作品に登場するメリオダスというキャラクターにしましょう。

 

ストーリーを掻い摘むと、「愛する者のために、戦って悪を倒す」というとてもシンプルな物語です。

 

このような王道系やお約束のある作品では、ストーリープロットに差はあまり付けられません。したがって、描写力で勝負する必要が出てきます。

 

愛する者のために戦っている勇姿を見せる上で大切になるのは、読者に応援したくさせることでしょう。

 

口が悪いようですが、このときに演出がしょぼいと冷めた目で見てしまうのも人間らしさなんですよね。

 

では、どうすれば応援したくなるキャラクターにできそうでしょうか。

 

そういったときによく利用されるのが、「同情させる」というテクニックです。

 

作品に話を戻すと、このメリオダスというキャラクターには「過去に恋人を失う度に憤怒し、何千年もの間、救世と破壊を繰り返してきた」という過去のエピソードが設定されていることが伺えます。

 

生きていれば、裏切られたり、拒絶されたり、後悔するといった不幸に見舞われることが多々あります。

 

そういった、大小あれども誰しも経験したことのある感情を描くことで読者から「同情」を引き出し、一気にキャラクターとの心の距離を縮めることができるでしょう。

 

ここで一点注意しておきたいのは、コンプレックスは誰しも経験したことのある感情とは限らないので、必ずしも「同情」を引くことができない可能性もあります。

 

このように、読者にこう思わせるためにはどんなエピソードを用意すれば良いか考えていく方法もあるので、使えそうであれば取り入れてみると良いでしょう。

 

ただし、この演出技法は一般的にシリアス系の作品に向いています。

 

まさかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、コメディ作品なんかでこれをやっている作品もチラホラ見かけるので要注意です。

 

> 【決定版】感情移入しやすい主人公の作り方!

> もっとマニアックな演出技法を知りたい方はこちら!

> まだわからないことがあれば、Q&Aコーナーに相談してね!

 

キャラクターから作る場合

 

そして、キャラクターから作品を作り出していきたい、という方には「キャラクター設定シート」と実演形式で解説を残しておきましたので、下記の記事をご覧ください。

 

> キャラクター設定シート

 

物語が不要な場合

 

物語が不要な場合は、純粋にキャラクターの魅力を高めることに集中することができます。

 

具体的な用途としては、

  • 独創的でコアな小説におけるキャラ製作
  • イラスト用のキャラクターの製作
  • マスコットキャラクターの製作
  • ゲーム内に登場してくるモブキャラやエネミーの製作

といった場面が想定できます。

 

この場合、キャラクターを作る方法は以下の二つに分けられます。こちらも、それぞれ詳しい記事を用意しておきましたので、詳細はそちらをご覧ください。

 

自分が好みのキャラクターを作る

 

ここまで様々なキャラクター設定の手法をご紹介してきました。

 

しかし、あれこれ考えても難しくなるばかりでキャラクター設定が一向に進まないという方は、思い切ってこの方法を使いましょう。

 

そもそも、せっかく自分の手で作り出す作品です。小説やイラストを描く目的は人によって異なるかもしれませんが、楽しまなければやってられません。

 

もしそれを忘れてしまっているようなら、一度初心に帰って好きなキャラクターを考えてみましょう。

 

> どうしても筆が動かなくなってしまったという方へ

> 作家のお悩み相談室はこちら!利用ガイドをちゃんと読んでね♪

 

キャラクターを作らないという選択肢

 

あ!押すなって書いてたのに押したでしょ!!(笑)

 

実は冒頭のフロー図にもしれっと記載していたのですが、そもそもキャラクターを必要以上に作らないという考え方も大切だったりします。

 

『キノの旅』や『少女週末旅行』といった作品をみると、登場キャラクターは数人程度でほとんど出てきません。

 

それでも十分魅力的な作品は作れるということは上記の作品で実証されているので、スケールが壮大になりすぎて収拾が付かないような場合は、思い切って一度キャラクターをかなり削ってみるのもいいでしょう。

 

本当に物語に必要なキャラクターが、誰なのかわかるかもしれません。

 

>>ナビに戻ってくれる素晴らしい紳士淑女の方はこちら<<

 

天邪鬼な方に残された選択肢

 

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