作家の味方

小説家になるための総合情報サイト

 
小説家になるために必要な全ての知識が、いまここに!【Project Creator’s Ally】

キャラ被りを起こさないための最終兵器!創作におけるイメージカラー活用術とは【実例付き】

キャラ被りを起こさないための最終兵器とは!?


キャラ被りを防ぎ、正確に各キャラクターの印象を伝えていく手法として『イメージカラーを活用』するという方法があります。

 

リアルな人物を描いていく純文学といった作品では、少し使いにくいテクニックかもしれませんが

 

キャラクター小説をはじめとするアニメーションで表現できそうなキャラクターたちを創作する際には、かなり強力な武器となるでしょう。

 

そういうわけで、ここからはイメージカラーを活用するメリットについて具体例と共にお話していこうと思います。

 

イメージカラーを活用するメリット


イメージカラーをキャラクターに割り当てるメリットは、私も調べていてその数に驚かされました。

 

ざっくりまとめるだけでも、5つ程挙げられるようです。話しがグダグダになるのも嫌なので、ここで列挙しておきますね!

 

  • 視覚的な要素として、非常に強くキャラの印象を読者に残すことが出来る
  • 色彩による心理効果が期待できる
  • グループ単位で行動するキャラクターの没個性化を防げる
  • キャラクター同士に対比を付けて個性を際立たせやすい
  • 暗喩法が利用しやすくなる

 

ひとつ目の活用法は、日の目を見るより明らかでしょう。キャラクターの容姿をいくら細かく説明したところで、読者はなかなか理解しにくいのです。

 

「あの右耳に赤いピアスをつけた青髪で槍を持ち歩いている細身の男性」といわれるよりも、「青い猫型ロボット」といわれたほうが、わかりやすいのです。

 

ちなみにですが、シルエットもイメージカラーと同じくらい第一印象に効果的なので活用してみるといいかもしれません。

 

その証拠と言えるかわかりませんが、国民的アニメのキャラクターは大体シルエットで判別が付くくらいには個性が抜きん出ているんですよね。

 

イメージカラーの活用例


戦隊モノやアイドルグループ、漫画タイムきらら系列の作品などでは、キャラクターにイメージカラーを利用されていることが多いですよね。

 

ヒーローが5人居る状況や、アイドルが10人居る状況、推しキャラが5人居る状況、というのは明らかにキャラ被りを起こしそうな状況です。

 

そういう場合にイメージカラーを利用しておけば、お手軽にキャラ被りから一転して役割分担に見違えるのが色彩の素晴らしい演出効果です。

 

さて、続きは実際にいろんな作品を見てもらったほうがわかりやすいと思います。

 

▶参考動画:【劇場版】ボイジャー2号の背任【ゲーム部アニメ】

 

こちらの動画は、『ゲーム部プロジェクト』という4人組 Vtuberさん達による自主製作アニメーション作品です。

 

作品自体もハイクオリティなので、興味がある方は他の動画もみると良いと思います(ずっと前から、布教してみたかったDAKEとかいえない

 

色彩による性格のイメージ形成


このアニメーションに登場してくるキャラクターは、以下の4人になっています。

 

部長こと年上のお姉さん

『夢咲 楓』⇒ イメージカラー:

 

中性的な癒し系ショタ

『風見 涼』⇒ イメージカラー:

 

中二病の残念なイケメン

『道明寺 晴翔』⇒ イメージカラー:

 

あざといムードメーカー

『桜樹 みりあ』⇒ イメージカラー:

 

一方で、各色彩が好きな人の『性格の特徴』を見て行きましょう(どうやら統計が根拠のようです)。

  • 黄色・・・知的好奇心が旺盛で、新しい物が大好きな性格
  • 緑色・・・人に対して気を使いやすく、穏やかさを求めている性格
  • 青色・・・知的で冷静沈着、責任感が強い性格
  • 桃色・・・ロマンチストで、美しくありたいとする性格

 

作中では、部長である『夢咲 楓』(黄色担当)が、ボイジャーという孤独なチャレンジャーに対して「憧れちゃう」という発言をしています。

 

これは黄色=知的好奇心旺盛の色彩とのマッチングが上手くいってますよね。

 

他のキャラクターも同様です。ボイジャーという存在を台詞として最初に提言し始めたのは『道明寺 晴翔』(青色担当)でした。

 

これは青色が高い知性を表すところともマッチングできているといえるでしょう。

 

他にも、安全や安定を求める『風見 涼』(緑色担当)がボイジャーに対して「なんだか、ちょっと寂しそう」と発言しているところもうまいなぁと思わざるを得ません。

 

このように、視聴者が好きな色を持つキャラクターへ感情移入させる手法があります。

 

例えば、あなたは黄色が好きだと仮定しましょう。

 

すると、あなたは自然と『夢咲 楓』(黄色担当)に好印象を抱きます。

 

そして、その『夢咲 楓』には黄色が好きな人の性格的特徴が設定で反映されています。

 

あなたも黄色が好きですから、『夢咲 楓』の意見にスムーズに感情移入や共感できるというわけです。

 

こうやって、より自分と近い感情を抱いているキャラクターを勝手に視聴者がセレクトして、感情移入できるという仕組みが出来ているのです。

 

ちなみに、この四色(黄・緑・青・桃)は色相関を丁度バランスよく4等分した位置に配置されているのも興味深いですね。

 

キャラクター同士を同系色にしないところも没個性化を起こさない工夫だったりするのではないでしょうか。

 

また、こちらは映像作品なので小説でそのまま活用できるとは私も思っていません。

 

しかし、キャラクターの性格を決める際に『色彩』は『性格のパターン』の一覧としても活用できると思います

 

チャット小説を作っている方の場合は、キャラクターのアイコンに色彩感を仕込むのもありかもしれませんね。

 

ちなみに、他の色彩と性格の組み合わせについては、ページの一番したにリストを用意しておきましたので参考にしてみてください!

 

色彩を用いた暗喩法


続いて、色彩を用いた暗喩法の活用例です。

 

実のところ小説において活用しやすいという点では、こちらの方が有益な情報になるでしょう。

 

簡単に言えば、色の描写さえあれば誰かすぐに特定できちゃうという利点を活用しようというお話です。

 

小説では、よく今誰が話してるのかわからないといった状況が散見されます。

 

しかし、色だけでキャラクターを特定できるとなれば、伝えるのが格段に楽になることでしょう。

 

▶参考動画:【監禁事件】タスケテタスケテタスケテタスケテ

 

作中では、チョークでキャラクター同士の意思疎通を図る展開となっています。

 

そして、そのチョークの色が各キャラクターに設定されている色となっていることがわかります。

 

映像作品からキャラクターの映像を消す際に、キャラクターの代わりにカラーを使うという技法のようですが

 

小説でいうと、しゃべれないキャラクターなんかが具体例としてあげられそうですね。

 

しゃべれないキャラクターは台詞を発することが出来ませんから、小説の中での描写にかなりハンディキャップを持つことになるでしょう。

 

そんなときに、文字でやり取りをするとして感情ごとに色を使い分けているキャラクターが居たとしたらどうでしょうか?

 

イメージカラーの話からは少し外れてしまいますが、色という概念はかなり汎用性の高い活用が可能なのです。

 

チャット小説だと、キャラクターごとに吹き出しの色を変えるのもいいかもしれませんね。

 

以上、ご精読ありがとうございました!

 

コメントを書き込む

*

CAPTCHA


本気で小説家を目指す方向け!



Return Top