キャラ育成ダンジョンへようこそ!
このコーナーでは、血の通っている生きたキャラクターを作るために使える体験型学習ツールを掲載しています。また、このツールは、用途に合わせて2パターンが展開予定です。
創作母艦『作家の味方』号とゆく
こちらのコーナーでは、ダンジョン内で繰り広げられる物語と共にキャラクターの些細な挙動を掘り下げる訓練が行えます。
みなさんの物語の中では想定されていなかった数々のシチュエーションに対しキャラクター達が普段どういった反応を見せるのか知っておくことで、キャラクター達を作者にとってより身近な存在にすることが目的です。
物語の中に登場する回答ボタンを使ってツイッターへ描写を投稿できる仕組みを作っておきましたので、是非練習に活用してみてください。
キャラメイク道場
こちらのコーナーでは、春夏秋冬に起こるイベントや学園モノに必要なシチュエーションなど、各ジャンル毎に特化したキャラクターへの質問リストを掲載中です。
「創作母艦『作家の味方』号とゆく」が、作者ですら知らなかったキャラクターの挙動を知る機会を提供しているのに対し、
「キャラメイクの道場」は、キャラクターの表情や動き・台詞をより具体的に落とし込んでキャラクターの像をどんどん鮮明にしていくために使えるツールとなっております。
キャラ育成ダンジョンの主旨
また、このコーナーが出来た経緯については下記の記事に詳しく記載しておきました。先にこの記事へ目を通していただけると、スムーズかつ効率的に一歩前進できると思います↓↓
文章中にある「???」の部分には、自作品キャラクターが入ります。存分に活用していただければ幸いです。それでは、始めて行きましょう♪
創作母艦『作家の味方』号とゆく
はじまり、はじまりーー。
創作母艦『作家の味方』号 ー 前部航海艦橋
船内を眩い夕日が照らしている。
??? 「…」
先程から聞こえている軋む音は、きっとこの船体からのものだろう。
穏やかな波の音に、引き込まれたようにぼーっとしていると、
航海帽を斜めにかけた少年が、ベンチソファーの上から顔を覗き込んできた。
らぴ 「やぁ、具合はどうだい? 」
沈みかけの太陽を遮るように、銀髪少年の輪郭はやけにはっきりとしている。
らぴ 「いやぁ、それにしても君の物語にたまたま通りがかって本当に良かったよ」
???(何の、ことだろうか……?)
冴えない頭であれこれ考えてみはするけれど、???には、何のことだかさっぱりわからなかった。
そんな疑問が透けて見えたのだろうか、彼は言葉を続けた。
らぴ 「ん?危ないところだったのさ、君のいる物語は今も侵食の脅威とたたかっている」
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
それからどれくらいが経過したのだろうか、
ひと通り事情を聞いた???は、らぴに尋ねた。
???「……?」
らぴ「うん、そうだよ。せっかくだから存分に楽しんでくると良いさ」
???はその言葉に反応したのだろうか、少しはにかんでいるようだ。
ーー画面越しのあなたへ。
らぴ 「そういうわけで、君にはキミが創作したキャラクター達と旅をして親睦を深めてもらおうと思います!」
あなた 「いや、なんか突然何かが始まったんですけど!?」
らぴ 「あはは。ごめんごめん。さて、それじゃ始めようか!」
君と君の子達が紡ぐ、
もう一つの物語を!
※2019年1月19日8時より解禁