ブログ記事や小説に有効なパクり対策とは?
ブログの記事や小説をパクって、広告収益やら印税やらを横から掠め取ることにしか能がないやからには、鉄拳制裁を加えてやりたいものですが、今回はそんなときの対策についてまとめていくことにしたいと思います!
結論から言えば、丸パクリなら然るべき場所に通報、グレーなパクリ方をされてしまう場合は思想の入ったコンテンツ作りを心がけると良いでしょう!
今回、私がメインで説明していきたいのは『リライト』と称されたグレーなパクリ方のほうなので、丸パクリの場合については、以下ケースごとに容赦なく清々と訴えましょう。
・相手が個人ブログやサイト運営者である場合
→「初めてのDMCA申請。パクられた著作物を検索結果から消す方法」という記事が大変に参考になります。
・相手が無料ブログやnoteである場合
無料ブログやnoteといった運営会社がある場合は、違反通告のフォームが必ずあるはずなので、そちらから通報してしまいましょう。
『リライト』と称された著作権侵害について
堂々と「これは俺の記事のコピペだし完全なる著作権侵害だ!」と言えれば、非常にわかりやすいのですが『リライト』というよくわからないお墨付きをいただいたアイデアだけをパクった記事や小説というのは、なかなかに厄介なものです。
下手をすれば、リライトすることに関してだけは何故か神がかっている文章力を持ったライターさんに、打ちのめされてしまうこともあるでしょう。
著作権に関しての詳細は、以下の記事にまとめておいたのですが『アイデア』には著作権は適用されません。
もちろん、高度なアイデアについては『特許権』や『不正競争防止法』で保証されることになりますけれど、ブログ記事を書いている一般人や個人で小説を書いている人からすれば、あまり関係はしてこないでしょう。
では、どうすればいいのでしょうか。記事に自分の思想やイデオロギーを入れてあげるのが、個人的にはおすすめです。
こういってしまうと、「ちょっとまってくれ、どういうこと!?」と言われるかもしれませんね(笑)
そういった方に向けて、もう少しだけゆっくり説明していくことにしたいと思います。
最強のパクリ対策はイデオロギー!
ブログ記事と小説だと少しだけ話が変わってくるので、小説といった芸術作品に対するパクリ対策は以下の記事を参考にしてみてください。※本質的には全くおなじ話なので以下、読み進めてもらっても理解してもらえると思います。
一般的に、ブログ記事や物語というのは何か人が悩んでいることや抱えている問題に対して、解答や生き方を描いていくものです。
例えば、「親子丼のレシピ」というブログ記事を書いたのであれば、親子丼のレシピがわからない人が居て、その問題を解決したいから検索してくるわけですよね。
小説においても実は同じことです。主人公が何か不安や事件に遭遇してしまい、どうやって切り抜けて行くべきかストーリーを通して、読者に伝えていくという、案外ブログ記事と似たプロセスをたどっているのです。
それでは、例えば「親子丼のレシピは、A~Sのプロセスを辿って分量はそれぞれこうである」という記事を書こうとしたとしましょう。
このまま書いてしまうだけでは、同じ文脈のリライト記事がうじゃうじゃ湧いてきてしまいます。
では仮に、記事の書き手が超めんどくさがりな人で、この上なくめんどくさがりな人のためにレシピサイトを運営していたとしましょう。
すると必然的に、レシピのステップ数は極限まで減らされて、文章もめんどくさがりな人向けに短く書かれていくことになると思います。
そんな記事を法人がライターさんたちを雇ってパクろうとしたら、どんなことが起こりそうでしょうか?
たしかに、「【めんどくさがりな人必見】親子丼を3ステップだけで生み出すレシピとは?」みたいな記事タイトルでリライトされることになるかもしれません。
このとき最大限に活用したいのは、パクる人の心理です。『リライト』と称しているくらいですから、丸パクリは流石に不味いと考えるのが通常だと思います。というか、丸パクリなら上で紹介しておいた著作権侵害で通報すればいいだけの話でもあります。
では、リライトするために記事を書く人は何を加えたり、減らしたりするのでしょうか?
まず原則として、1つ2つ記事の内容を追加したり、読みやすさをグレードアップさせたり、オリジナル部分を記事の半分以上にすることでしょう。でなければ、丸パクリと判断されてしまうからです。
しかし、読むのもめんどくさい人に対してコンテンツが追加されて、読む分量が増やされることは果たして読者にとって嬉しいことでしょうか?
最近のGoogle検索エンジンは、なかなか高性能になってきているのでめんどくさがりな人が、記事を途中で読まずに閉じているところまでお見通しです。本当に中身のあるコンテンツになっていなければ、SEO的には負ける記事しか書けないでしょう。
また、アイデアが独自の思想(イデオロギー)によるものであった場合、パクる側からするとパクリにくいんですよね。
極端な例でいえば、キリスト教徒のライターさんが「無神論を信じるべきだ!」といった内容は書けないでしょう?
親子丼のレシピにしても、リライトしたライターさんがめんどくさがりではない場合は、いうてそこまでめんどくさがりの人のためのレシピや文章になっていなかったりします。
リライトしている側からは中々気づかないと思いますが、この差に人は結構気づいてくれます。
では、それでもパクられてしまったというのなら、どうすればいいのでしょうか?
その答えは「どうでもいい」です。「え?」と思われるかもしれませんが、その場合は要するに自分よりめんどくさがりな人が、めんどくさがりな人のためのレシピ記事を作ってくれたということですよね?
それって、自分の目的がめんどくさがりな人にレシピを楽しんでほしいという思想だとすれば、むしろ仲間ではないでしょうか。もし、その人が生計が苦しい個人ブロガーだったとすれば、私はむしろそのブロガーさんをライターとして雇って、アイデアはあげるから記事を書いてくれと頼むかもしれません。
小説においてもこれは同様です。似たような思想を広めたくて小説を書いているとすれば、似たような思想の人が自分よりうまくパクってくれるなら、お金稼ぎよりも大切な当初の目的は達成できたりするのです。
また、例え話や記事同士の誘導も効果的だとおもいます。
例えをすげ替えたり、リンクを外せばパクることもできますが、相手の体力を削ったり、記事誘導ができないために情報を不足させたりすることができて、実に愉快だからです!(笑)
サイトにコピペ防止用のプラグインを入れたり運営に通報するのもいいとおもいますが、パクった人がパクったときに思想が無いと作品を自分で劣化させる仕組みを作ってこそ、あなたはアンチ・パクリマスターと呼べるブロガーになれることでしょう!
特に、読者が作者の思想(イデオロギー)を読みに来ている場合は、パクられたら炎上商法すらも活用できることでしょう。
明らかにこの人が書いたと第三者が見てわかるほどに個性がでている記事を歪められたときは、著作権と言うよりもはや自分名義で噂を吹聴している感じになるので営業妨害や名誉毀損の方で訴えることもできます。
そんなときは、SNSでレッツ着火!ですね。はい。応援しています♪
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