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美しい大和言葉一覧が載っているおすすめ辞書は?|かっこいい名前や文章表現に使える大和言葉辞典と活用法まとめ!

美しい大和言葉一覧が載っているおすすめ辞書は?


みなさん、こんばんは! 創作支援サイト『作家の味方』の管理人らぴです。

 

『大和言葉』と聞くと、なんだか見ているだけでうっとりしそうな自然溢れる言葉たちを思い浮かべますよね。

 

日本人にとって、大和言葉は日本らしさを象徴するものでもありますから、わびさびのようにある種の私たち日本人のアイデンティティそのものでもあります。

 

さて、そんな大和言葉を小説やエッセイを書く際に役立てたいと考えている方も、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

 

というわけで、今回は何冊か読み比べてみて、小説創作やシナリオの着想を得るために便利そうなものを選んでみました♪

 

結論から述べておくと、学研辞典編集部から刊行されている「大きな字の情景ことば選び辞典」がおすすめです!

 


 

以下、説明文を一部抜粋させていただきました!

 

【本書の特長】
・情景を描写するのに役立つことばを、「気象」「自然」「草木」「生き物」「人体」「色」「時・季節」の7つの章に分けて収録。
・冒頭にキーワード一覧を掲載。なんとなく眺めて気になったキーワードから探せる。

 

文学における大和言葉の活用法


大和言葉の響きは美しいものですが、読者からすれば時に読みづらさをもたらすこともありますよね。では、大和言葉をうまく活用するにはどうすれば良いのでしょうか?

 

まずは、事例からみていくとわかりやすいでしょう。

 

1.美しい&かっこいい名前として活用する

例えば、必殺技の名前を考えたいときには『碧落一洗(へきらくいっせん)』といった、かっこいい熟語が使えそうです。

 

碧落一洗(へきらくいっせん)とは、「雨が降った後に空がきれいに晴れ渡ること」を意味する熟語なのですが、退魔師が魔物や敵を浄化するときなんかに良さげですよね(笑)

 

ちなみに、碧落とは「綺麗に晴れ渡った空」のことで、一洗とは「すっきりと洗い流すこと」を意味するそうです。

 

他にも、『風花(かざはな)』という晴天時に降るちらほらとした雪を表現する大和言葉もありますが、こういった可愛らしい言葉は女の子の名前なんかにうってつけでしょう。

 

このように、ネーミングとして活用すれば最悪読めなくても、読者からすれば「そういう名前なのね。おっしゃれ~!」で終わりなので、活用しやすいでしょう。

 

2.物語の着想を得るときに活用する

物語における『アイデアの作り方』の記事でもご紹介しておいたのですが、新作を書こうと思ったときには着想となる物が必要になります。

 

日頃の不満や空想科学を用いて、面白い物語を描いていくという方法もありましたが「ランダム思考」といった方法を使うことによってでも、ゼロから物語を生み出していくことは可能でしょう。

 

念の為、補記しておくと「ランダム思考」というのは、辞書をランダムに引いたりすることでたまたま目に入った言葉をテーマに、短編を書いてみるといった発想法のことです。

 

しかし、例えば「わかめ」といったキーワードをランダムに引いたとして、そこから着想を得て物語を書いていくというのには、限界があります。

 

なぜなら、引いたキーワード自体をあまりにも知りすぎていたりすると、そこから発想が広がっていかないからです。

 

逆に、「狂い咲き」や「瑞花(ずいか)」といった正確な意味をすぐさま言えないような言葉だったり、由来自体に深い意味が含まれているキーワードの方が、話を膨らませやすいでしょう。

 

ちなみに、狂い咲きはよく「狂うほど咲き誇る花々」という意味で誤用されているようですが、正確には「花が季節外れの時期に咲くこと」を意味する言葉だったりします。

 

また、「瑞花(ずいか)」は雪を表す大和言葉ですが、新潟の冬に降り積もった雪が解け、田園を潤すことで秋に豊作をもたらす縁起の良い兆しを花にたとえて表現したものです。

 

お米と雪にそん繋がりがあったなんて、なんだかそれだけでワクワクしませんか!?(笑)

 

3.文章装飾として活用する

大和言葉を使いたいとおもった方の大半は、文章中で活用できないだろうかというところがメインになってくるでしょう。

 

とはいえ、先述の通り読み手から理解されなければ、せっかくの美しい文章もよくわからない文字の羅列に成り下がってしまいます。

 

そんな残念なことにならないようにする工夫として、その言葉の意味を知らなくても読めるようにしてあげると良かったりします。ちょっと、具体例をみてみましょう。

 

具体例:カフェ店内の清掃を終えて、スッキリとした気分でいた私は窓の外が薄暗くなっていることに気づいた。透明なガラス窓の表面をのぞき込んでみれば、雨のしずくたちが地面へと逃げていく。庭の植木たちにとっては、まさに甘雨といった感じなのだろうか。あまくて、私たちの心を潤してくれるホットココアのような味を植木達も楽しんでいるに違いない。さて、私もココアで一服させてもらうことにしよう。

 

甘雨とは「ほどよいときに降って草木を潤し育てる雨」を表現する大和言葉です。具体例の文章では、甘雨という言葉を使っていますが、一文ごと丸々飛ばしても読めるようになっています。

 

これは「あまくて、私たちの心を潤してくれるホットココアのような味を植木達も楽しんでいるに違いない。」といった一文が、後に続いているからです。

 

また、こういった説明を補記する形をとれば必然的に文字数を稼ぐこともできるので、物書きからすると大変助けられることもあります。

 

大和言葉の辞典活用法まとめ!


まとめです。大和言葉の辞典を活用するのであれば「創作におけるネーミング」や「物語の着想」、「文章装飾」に用いるのが良いでしょう。

 

また、大和言葉の辞書としては他にも東京堂出版の「言いたいこと」から引ける大和ことば辞典や、ビジュアル大和文庫のビジュアル大和言葉辞典といったものがあります。

 

もちろん、こういった大和言葉辞典もいくつか置いておけば鬼に金棒だと思いますが、最初の一冊としては学研辞典編集部の「大きな字の情景ことば選び辞典」が一番おすすめだと思いました(●´ω`●)

 

※情景ことば選び辞典という本もありますが、レビューで字が小さいという不評があったらしく「大きな字の情景ことば選び辞典」として改訂されているようなので、文字が大きいほうが良いという方は注意してくださいね!

 


 


ちなみに、この「ことば選び辞典」はシリーズとして刊行されているものらしく「感情ことば選び辞典」、「和の感情ことば選び辞典」、「色のことば選び辞典」なども同じようにして活用できるでしょう。

 

もし恋愛に関する感情表現に特化した大和言葉を知りたいのであれば「和の感情ことば選び辞典」のほうがおすすめです。

 

シリーズの中でも「色のことば選び辞典」は図解があるので、読んでいるだけでも楽しいと思います♪(*´σー`)

 

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