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好奇心を掻き立てる毎日を過ごす方法とは?|大人に好奇心がなくなってしまう原因・理由まとめ!

好奇心を掻き立てる毎日を過ごす方法とは?


みなさん、こんにちは。創作支援サイト『作家の味方』の管理人らぴ(@kazakiribana2)と申します!

 

どんなに毎日を楽しんでいるよという方でも、ふとしたときに「あれ? なんか今日は何にも興味がわかないな~」となってしまうこともあるのではないかと思います。

 

というわけで、今回はみなさんの好奇心を掻き立ててくれる毎日の過ごし方について、一緒に考えていくことにしたいと思います!

 

結論から述べておきますと、友達とTwitterやアプリで『いつかやってみたいこと』や『社会問題(人のためになること)』について話をしてみたり、いろんな分野の専門家が居る博物館や美術展へふらっと訪れてみるのがいいでしょう。





 

 

好奇心とは?


好奇心(おもに知的好奇心)といえば、なにか気になったことを探求してみようとする、ある種かなり根源的な感情なわけですが、人はどのようにすれば好奇心が掻き立てられるものなのでしょうか?

 

以前、小説や物語が売れるためには「謎」や「疑問」を感じさせるタイトルあらすじプロローグを用意することが大切だというお話をしていました。人は謎や疑問に遭遇すると、とても放置してはおけない性質を持っているからですね。

 

しかし、世の中にはそういった工夫の施された書籍や映像作品が相当数溢れているにもかかわらず、なぜかどれにも興味がわかないということもあると思います。

 

こういった好奇心が抑え込まれている原因は極めてシンプルなものでしょう。ズバリ『予想のしすぎ』です。

 

哲学用語に『タウマゼイン(驚き)』という言葉があるのですが、誰よりも知を探求する哲学者という人種のなかでも、かなりの大御所であるアリストテレスやプラトンは「探究心とは驚異によりもたらされる」と著書『テアイテトス』や『形而上学』のなかで結論づけています。

 

これは古代ギリシアの哲学者だけが考えていたことではなく、どうやら近代や現代の哲学者であるキルケゴールやヘーゲル、ハイデガーといった著名人の思想のなかにも同様の見解を見ることができます。

 

つまるところ、予想外の展開が起これば人は『驚いて』から好奇心をくすぐられますよという話ですね。

 

しかし、現代の我々は科学技術の発展とともに少し先の未来なら、ある程度予測できるものだと考えてしまっている節があります。大人になればなるほど、それは顕著に現れる現象でしょう。

 

例えば、明日公園に行っても別になにをするでもなく、3分くらい散歩して帰るだけだろうとかそういった予想ですね。実際にいってみると、知人と話し込むことになったり大道芸人の勇姿をみたり蜂に追いかけ回されたりするわけですが、「どうせ何も起こらないだろう」という可能性が高いことは無意識にわかってしまうんですよね。

 

雨天なら知人が居る可能性も低いですし、大道芸人がどこに現れているかなんてことはネットを調べればすぐにわかってしまうことだってあるでしょう。

 

だからこそ、予想外なことはどんどん日常のなかで削られていき、気づいた時には好奇心を抱けなくなってしまうのです。

 

予想外の出来事に遭遇するためには?


それでは、どうすれば人は予想外の出来事に偶然遭遇することができるのでしょうか?

 

ここで、冒頭でも述べていた通り人と話してみたり、知識を与えてくれる空間に足を運ぶことが大切になってくることでしょう。

 

ただ、ちょっとした目的を持っておいたほうが充実感は作りやすいと思いますので『いつかやってみたいこと(自分のためになること)』や『社会問題(他人のためになること)』を探るような動きをすると面白いでしょう。

 

正直、偶然を自らの意図によって起こすことはできません。それはもはや意図的であるからして、起こることが必然となってしまうからです。

 

であれば、自分ではないだれかが意図的に人を驚かそうとしている場所にいったり、驚かしたい人の近くに行くのが一番手っ取り早いというわけですね。

 

例えば、ドッキリ番組が面白いのは予想外の出来事に遭遇した人が、予想外の反応を観客にももたらしてくれるからではないでしょうか。

 

たしかに、ドッキリをされる側が驚くことには予想はつくでしょうが、仕掛けられた人の反応というのはそう簡単には予想できるものではありません。というより、人の反応を常に正確に予測できるとしたら、コミュニケーションなんて、とても簡単なものなはずじゃないですか。

 

しかし、現実は違います。良くも悪くも人間というものは、それほど身近で未知に包まれた存在だということなのです。

 

というわけで、人に驚きや未知の知識を与えてくれる人が居る場所(博物館や美術展など)は、ある意味で最適なスペースとなってくれることでしょう。

 

ちなみに、文学においては『伏線』が読者の驚きを意図的に生み出す仕掛けとして機能していたりしているので、なんだか面白い関係性が見えてきそうですよね。

 

もし気が進まないときには、予想外がもたらす「不測の事態」に恐怖心を抱いている場合が考えられます。驚き・好奇心に溢れる日々は楽しいものですが、安心・安全と対をなす存在でもあります。

 

もし好奇心を掻き立てて欲しいと感じていてもなかなか行動に移せないという方がいたら、それは好奇心以上にいまの安心感を、心のどこかで本当は求めているからなのかもしれません。

 

安心感を与えてくれるものには「柔らかいもの」や「仲のいい人」があるそうですが、個人的には落ち着く世界観の音楽アルバムなんかを聴いていると安心感を補充できて、次の好奇心を発揮できるまでの期間を耐えしのぐことができると思います。

 

そういった点でいば、鹿乃ちゃんはもっと有名になって欲しいな~(布教してみたかっただけ)!( ̄¬ ̄*)

 

 

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