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読者を惹きつける力強い文章の書き方|初心者のための小説の書き方Extra edition.1

読者を惹きつける力強い文章の書き方|初心者のための小説の書き方Extra edition.1

 

小説を書きはじめたばかりの頃は、文章力に自信がないという方も多いことでしょう。自信を持ちすぎて基礎を疎かにすることは良くありませんが、それと同じくらい文章力に自信を持つことは小説を書き続けるために必要な力になります。

 

今回は、そんな文章力に自信がない・スキルが自分にはあまりないと思い込んでいる方に向けて、どうすれば読者を引きつける文章を書くことが出来るかについてお話していこうと思います。

 

小手先のテクニックは二の次

 

まず「どうすれば読者を引き込む文章を書けるのか?」という疑問にぶつかったら、咄嗟に小手先のテクニックの話を聞きたくなる気持ちはわかります。しかし、その前にきちんと押さえておいて欲しいことがあります。

 

それは「思いや気持ちが詰まっている文章を書く」ことが、一番の近道ということです。

 

精神論のように聞こえてしまうかもしれませんが、人間怒った時は自然と口調が変わるというように書き手の気持ちによって出来上がってくる文章は少なからず影響を受けています。

 

そうやって書き終わった文章を見てみると、結果として小手先のテクニックがいくつか出来ていたということも多かったりします。

 

そして、小手先のテクニックを偶然ではなく意図的に操れるように工夫していくのはその後のお話なのです。

 

一方で、そうはいっても小説を試しにいろんな方に読んでもらったりしていると文章の作法について突っ込まれる機会は少なくないですよね。

 

やれ、三点リーダーが二つ繋がっていない。改行後の文頭の空白がないといったところです。もちろん、そういう基本的な小説の作法を守ると自分で決めたなら守るべきだと思います。

 

しかし、読者さんは単純に良心で突っ込みやすいところを突っ込んでくれているようなパターンが多いようです。なので、その部分を修正するだけではまだ読者を引き込むような文章を作ることはできないです。

 

なので、読者にこれを伝えるんだ!私はこう思って欲しいんだ!といったことを明確にしておきましょう。時にそれが読者の意思と喧嘩することもありますが、力強い文章を書ける最短の方法になるでしょう。

 

他の問題は、その次に別の問題として切離して考えていけばいいです。特に最近は自動で文法的におかしい部分をアプリが指摘してくれるもあるので、自作品の核であるコンテンツをもっと大切にしていきましょう。

 

また、他の作品を読んで学ぶことも大切ですが「本当に自分が何がしたいのか?」という部分が抜け落ちていると、自分の作りたい作品を書いているはずだったのに、知らないうちに他人に求められる作品を作っていたということにもなりかねません。

 

せっかくですから、自分の書きたいものを書きましょう!

 

力強い文章の書き方

 

さて、「気持ちを込めた文章を書く」というところまで出来ているという方もいらっしゃると思います。

 

ここまで出来ているという方は、それなりに文章を書きなれてきているのでしょう。しかし、そんな作家さんの前にも新たな問題が登場してきます。

 

ある程度文章が上手くなってくると、特に読者様からの指摘もなくなっていき次第にどこを修正すればいいのかがわからなくなってくるのです。

 

もちろん、あくまで指摘がなくなっているだけで必ずしも文章力が十全になったわけではない可能性があることには注意しておきましょう。

 

このステップまで来ている方は「気持ちがこもっている文章の共通点」を知ることで意図的に力強い文章を書いていけるようになるでしょう。というわけで、ここからはその共通点を見て行きますね。

 

力強い文章に共通していることは、主に以下の2つです。

 

  1. 受動態ではなく、能動態が多い
  2. 抽象的ではなく、具体的な描写が多い

 

能動態の文章を使う

 

文章には、大きく分けて能動態の文章と受動態の文章があります。ご存知の方も多いかと思いますが、能動態とは文の主語が動詞(動作)の主体になっている文の形のことです。

 

そして、その対となる受動態は主語が動詞(動作)を受ける側である文の形となっています。この説明だとわかりにくいので例をあげておきますね。

 

能動態:私はぺんぺんにアイスを投げつけた。

受動態:私はぺんぺんにアイスを投げつけられた。

 

読者は度々登場人物に自己を投影します。その際に、受動的な文章よりも能動的な文章が多いと自分がまさにいま自分の体で動いている状況を生み出せるため、臨場感を高める効果が期待できます。

 

抽象的な表現よりも具体的に

 

場面によって、抽象的な表現が好ましいときや逆に具体的な表現が好ましいときがあります。

 

力強い文章で読者の心を動かす場面には具体的な表現の方が好ましいです。というわけで、ひとつ例文を用意しました。

 

ヒロインと主人公がなんらかの理由で離れ離れになるシーンを想定してみてくださいね。そのときに主人公がヒロインに対して放った台詞を例にあげましょう。

 

例:「必ず! そのときは迎えに行くからな!」

 

ここから「いつ迎えに行くのか?」「誰と迎えに行くのか?」といった部分を少しだけ具体的にしてみると以下のようになります。

 

例:「必ず! また目を覚ます頃には、いつも通りの面子でお前を迎えに行くから!約束だぞ!」

 

意外と具体的すぎてもキザな感じになってしまい難しいところですが、文章の力強さという意味ではやはり具体的なほうがインパクトはあるようです。

 

小説と記事だと文章の描き方は違うので余談程度ですが、具体的に書くというのは私が記事を描く時に気をつけていることでもあります。

 

抽象的なノウハウ本ほど記憶に残らない(=役に立たない)ものは無いと思うんですよね。みなさんもノウハウ本を買ったのはいいけれど「結局実行する時には忘れていて結局役に立たなかった」という経験はないでしょうか?

 

そういったノウハウ本は、抽象的なものに多いです。一番役に立つノウハウ本は、読んでいる時点で自分の困っているところと照らし合わせてその場で解決できるものなのではないでしょうか。

 

少し余談を挟みましたが、小説は元々まどろっこしく書くことに趣きを持たせる性質があります。

 

なので、すべての場面で具体的に書くのではなく、何か強い思いを伝えたいという場面においては、具体的な書き方にするのがいいでしょうというお話でした。

 

また、短く簡潔に言い切るような書き方も読者を揺さぶるのに効果的なので興味がある方は試してみるといいでしょう。

 

さて、それでは今日はこの辺にしておきましょう。ご精読ありがとうございました!今日も創作お疲れさまです♪応援してます。

 

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