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私たちの小説にインスピレーションを与えるもの5選!

 

小説にインスピレーションを与えるものは人それぞれあると思います。

 

特定のものからインスピレーションを得ることによる、その人の独自性というものもあります。しかし、ネタが底を尽きてしまったり、魅力が損なわれることも度々あるようです。

 

今回は、そんなことが起こったときでも対処できるように他の人はあらためてどんなところからインスピレーションを得ているのか?という点についてお話したいとおもいます。

 

インスピレーションを得るとは?

 

まず、インスピレーションを得るためのプロセスはどうなっているのかを考えてみました。

 

インスピレーションを得るというのは、日本語にすると思いつきや発想を出すことです。そのためにはどうすればいいかということなので、おそらく次のプロセスを踏むのではないでしょうか?

 

① 情報を頭に入れる ② 組み合わせる ③ 上手く表現する

 

つまり、情報を得てそれを記憶したり素材として蓄積すること、組み合わせ方を学ぶこと、なんとなく頭の中にある思考を表に出すことがインスピレーションを得るためには重要な訓練になります。

 

多くの作家さんに意見をいただいたところ、みなさんが共通して自分の作品にインスピレーションを与えていると感じているものには、『音楽』と『他の作品(アニメ・小説・映画・漫画・ゲームなど)』がありました。

 

ここからは、この二つのインスピレーションを与えてくれるものが先ほどのインスピレーションを与えてくれるプロセスのどこに活用できるのかを踏まえてより深い議論をして行こうと思います。

 

インスピレーションを与えてくれるもの(お手軽編)

 

音楽

 

第一に、『音楽』という表現だとかなり広範囲になってしまいますので一度『歌唱』と『インストゥルメンタル(器楽演奏)』に分けて考えてみましょう。

 

歌唱の場合は、歌詞というものが存在しているので共感する感情の叫びや物語が詰まっています。

 

それからインスピレーションを得るとすれば、物語を用いて伝えたい思い(テーマ)に関するインスピレーションが得られそうですね。これは先ほどのプロセスで言えば①の部分になるのではないでしょうか?

 

一方で、インストゥルメンタルについてです。簡単に言えば人の声が入っていない楽器演奏のみの曲のことです。こちらは作家さんの心理状況を変える効果があると考えられます。

 

悲しい曲を聴けば、自分を仮想的に悲しい気分にして自分ならそういう気分の時にどうするかというのを文章に反映することができるという点でインスピレーションを与えてくれるのではないでしょうか。

 

これは先ほどのプロセスで言えば、③の部分にあたると考えられます。

 

YOUTUBEやCD・ミュージックプレイヤー・アプリなどで音楽を聞かれている方が最近は増えてきたと思います。

 

しかし、ライブやオーケストラなどの生音のインパクトはいまでも健在だと思うので少し足を伸ばして聞いてみるのもいいかもしれませんね。

 

有名小説や映画など

 

続いて、『他の作品(アニメ・小説・映画・漫画・ゲームなど)』について取り上げてみようと思います。

 

アニメにしても、小説にしても完成した作品にはいろんな要素が詰まっているはずです。特にRPGのようなゲーム系だと事細かな設定が与えられていることもしばしばあります。

 

せっかく、素材がごろごろと落ちています。小説を書いているということは少なからず小説を読んだり映画を見たりはすると思いますからこれほどまでに素材の宝庫はないでしょう。

 

先ほどのプロセスでいうところの①が大量に獲得できるでしょう。ただ、アニメや小説などのほかの作品から素材を得た場合に注意しなければならないのは②と③のプロセスを同じようなものにしてしまわないということです。

 

もし、そこが似たようなものになってしまうとパクリやオマージュになってしまいます。ただし、もちろんそれを可としている二次創作などでは問題はないです。

 

ただ、たくさんの作品を見ている方が陥りがちな罠もその道の先にあります。大量の作品を見ている場合、そのすべての作品と違うプロセスを踏むのはかなり難易度が上がってしまうのです。

 

なので、自分の見聞きしている作品数に応じてパクりの量も調整する必要があるのでパクリが悪というわけでもないです。

 

たくさんの作品を見ている人はパクりの許容度を上げて、知っている作品数が少ない人はパクりの許容度を下げることで多少は課題解決につなげることができると思われます。

 

インスピレーションを与えてくれるもの(マニアック編)

 

ここからは、先に挙げた『音楽』と『他作品』以外でこんなものがインスピレーションを与えてくれるのか!というものを集めてみました。

 

実体験

 

自分が実際に体験した『新しい経験』や『ムカついたこと』などがこれにあたります。新しい体験は新しい心境や情報をもたらしてくれますからロセスでいうところの①になるでしょう。

 

率先して新しい体験を行うことで創作のネタもどんどん増えていくでしょう。また、ムカついたことですがいままでになかった苦悩などを新たに体験することになりますから心境という名の素材の蓄積に繋がるでしょう。

 

『日常で起きた出来事』や『自分の見た寝ているときに見る夢や、理想・憧れ』も同様に活用できそうですね。

 

ムカついたことに関しては、新しい心境だけではなく自分が叫びたい感情なども得ることができるケースもありますので、どんどんムカつきましょう!(笑)

 

ちなみに、新しいことをするのって難しく考えすぎる方がいらっしゃいますが意外と簡単ですよ。帰り道を少し変えてみたり、本屋で普段は見ないコーナーに行ってみることもれっきとした新しい体験になりえます。

 

勉強

 

はい。いま、この文字を見てページを出ようとした人は居残りです!

 

勉強が辛いという方も多いでしょうが、この際勉強は創作のためにやってしまいましょう!参考になるといわれているのは、世界史、星占術、神話、科学、都市伝説や怪談を勉強することです。

 

特にファンタジーというジャンルでは、神話は重要な役割を果たすことになります。

 

星占術では、キャラクターの星座を決めてしまうことで、その星座を調べて性格を形成するというやり方のようです。

 

科学は、最新技術がどのような動向を描いているのかという点に着目すればSF作品や新世代のソードアートオンラインのような作品を生み出すことができるかもしれませんよ?

 

世界史についても、現実は小説よりも奇なりといわれる通り面白い話がたくさん実在しています。

 

インスピレーションの沸く場所

 

他とは少し風変わりですが重要な方法です。車窓を覗いているときは、適度な雑音が耳を刺激し目はめまぐるしく変わる風景を見ています。

 

そういった、たくさんの情報を何も考えずにひたすらインプットされているとふと良いアイデアが思いつくことはないでしょうか?

 

他にも、人との会話が出来る場所ではその会話から新たな面白い発見を得ることも出来ます。他の人の視点というのは自分に新しいアイデアをもたらすということは容易に想像ができるでしょう。

 

このように、人と会話できる場所(コミュニティなど)や電車内、図書館、お風呂でリラックスしているとき、友人宅に泊まっているときなどは無意識に私達にインスピレーションを与えてくれるので是非活用してみてください。

 

それでは、今日はココまでです。ご精読ありがとうございました。

 

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