今日もみなさん創作お疲れ様です。
チョコミントを飲むと必ずお腹を壊す管理人のらぴです。
今回は、キャラクターに外見的な個性を与える秘訣について迫っていきたいと思います。
それでは、一緒にみていきましょう!
その秘訣とは?
① 真逆のもの同士を足す。
② ある要素を全面に押し出す。
この二つのテクニックをマスターできれば、それだけでも個性的な魅力を生み出す助けになるので是非マスターしたいところですね。
というわけで、ここからは実際に個性的なキャラクターを例に挙げながら解説していきたいと思います。
1. 外見が個性的すぎるキャラから学ぶ「オーバーロード編」
みなさんが普段、アニメや漫画、小説を読んでいて、
外見が個性的で印象的だなぁと思うキャラクターといえば、
どのキャラを思い浮かべるでしょうか?
いろんなキャラクターを思い浮かべると思いますが、
今回は「オーバーロード」という作品を例にみていきましょう!!
作品を知らない方のために、
オーバーロードという作品のあらすじを簡単に説明すると、、、
時は2138年。
一大ブームを巻き起こした仮想現実体感型オンラインゲーム
《ユグドラシル》はサービス終了を迎えようとしていた。
プレイヤーであるモモンガも仲間と栄華を誇ったギルドで
一人静かにその時を待っていた。
しかし、終了時間を過ぎてもログアウトしないゲーム。
突如として意思を持ち始めたNPCたち。
ギルドの外には見たこともない異世界が広がっていた。
現実世界ではゲーム好きの孤独で冴えない青年が、
骸骨の姿をした最強の大魔法使いとなる!
世界を掌中におさめる死の支配者、
ここに光臨!!
そして、今回ご紹介する外見的特徴が個性的すぎるキャラクターは
この作品「オーバーロード」に登場する主人公のモモンガさんです。
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まぁ、もう上の画像を見れば、
個性的といわざるを得ませんねw
これは…w
個性の塊でしかない。(笑)
では、このキャラクターを見てなぜ個性的だと感じたのでしょうか?
その理由は人それぞれかもしれませんが、
本来なら敵キャラに出てきがちな「アンデット」という属性を主人公というポジションに持ってくる
という工夫はすぐに見てとれます。
つまり、
主人公というポジションと真逆である敵ポジションの属性をつけることで
個性を作り出しているといえます。
このように、真逆のもの同士を引っ付けることで個性を作ることができることもあります。
今回はあくまで外見的な個性を引き出す方法について話していますが、一時期大流行したツンデレという性格もこれを応用したものと見ることが出来ます。
これが前述した「真逆のものを足す」という個性の作り方になります。
ただし、この方法は正直難易度は高いので細心の注意が必要です。
その理由は、真逆のもの同士を足す場合に絶対に矛盾だけは起こしてはならないからです。矛盾が起きるとキャラ崩壊必至ですからね。
ちなみに、オーバーロードの場合は主人公の外見はアンデット魔王という感じではあるものの、性格はきわめて温厚で主人公らしいという工夫があったりします。
こういった工夫をしなかった結果、魅力的ツンデレキャラがただのわがままで気分屋なキャラになってしまうなんてことも…
ツンツンしている理由が照れ隠しなのか、不器用なのか、そういった背景をしっかり設定することで初めて、この方法が成立するのです。
そんなこんなで、「真逆のもの同士を足す」=「ギャップを作る」というのは非常に上級スキルなので注意しましょう。
一見不自然な組み合わせに見えても実は納得できる背景があるというのが大事なのです。
2. 外見が個性的すぎるキャラから学ぶ「ノーゲームノーライフ編」
続いて、「ノーゲームノーライフ」という作品に登場する
テトというキャラクターについてみていきましょう。
居そうだけど意外とあんまりいない。
色彩とトランプ柄が印象的なテトさん。
彼は「ノーゲームノーライフ」という作品に出てくるゲームの神様です。
トランプ要素を身体のいたるところに散りばめられています。
このように、ある要素を全面に出すことで個性的に見せるという方法もあります。
先ほどのギャップに比べると比較的簡単な手法です。
この手法は擬人化キャラの個性付けの際によく登場します。
「はたらく細胞」という作品の白血球さんは身体が全身真っ白ですし、わたしは”白”血球だ!といわんばかりの外見ですよね。
とあるゲームでは、戦艦などの大きい艦艇になるにつれて胸もでかくなるという不思議な相関関係があるとかないとか?w
胸の大きさで、「わたしは大艦巨砲主義の戦艦!」とか「わたしは小回りの効く駆逐艦!」といわんばかりのキャラ設定をするとは斬新です。(笑)
さて、ひと通り具体的なキャラクターを挙げてきましたが最期にもう一度だけまとめましょう。
以下の二つがキャラの外見に個性を与えるために工夫できるテクニックです。
< まとめ >
①真逆のもの同士を足す
例)オーバーロード「モモンガ」
②ある要素を全面に押し出す。
例)ノーゲームノーライフ「テト」 / 侵略!イカ娘「イカ娘」
最後に、
”外見が個性的なキャラ”という表現。
実は結構厄介なんですよね。
なにをもって個性とするのか?
個性とは何か?
考えるたびにわからなくなっていく概念に思えます。
というわけで、辞書で調べてみると
個性とは、
個人または個体・個物に備わった、そのもの特有の性質
と説明されていました。
これだけだとなんかぱっとしないですよね。
というわけで、話を簡単にするために例を出しましょう。
例えばですが、八重歯キャラが居たとしましょう。
一般的に考えたらそれは外見的特徴になるとおもいます。
しかし、登場人物が全員八重歯のキャラがたくさん居たらどうでしょうか?
それはそれで見てみたいですが(笑)
それは個性的とは少し異なるのかなと思えてしまいます。
辞書にあるように「特有」さが失われてしまうからなんでしょうね。つまり、周囲と違うということが個性を出すために必要なことと考えられます。ここから考えると、個性を引き出す方法は大まかに次の二つにわけることができると気付かされます。
・主人公だけを八重歯にして差別化
・主人公以外を全員八重歯にして差別化
前者に対してのアプローチが、今回ご紹介させていただいた「真逆のもの同士を足す」または「ある要素を全面に押し出す」というテクニックになります。
したがって、後者の方法を使うこともあるので好きなほうを使うといいでしょう。
さて、少し長くなったので次回は後者についてまた更新して行こうと思いますので
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