Category: 小説の書き方まとめ(書評)

【第五回】小説の書き方ヒントまとめ(未樹との遭遇 I’m always on your side)

 

お待たせしました!好評につき、今回で第五弾になります。ありがとうございます!

 

前回と同様に、他人の作品を読んで良いと思った点や、取り入れたい技術について特集して行こうと思います!

 

ご紹介する作品は『未樹との遭遇 I’m always on your side』(作者:タカトウリョウ 先生)という作品になります。

 

本当に良い教材になりそうな作品だったため、第一回~第四回で出てきた良いところが詰まっていました。せっかくなので、やりっぱなしにならないように復習を踏まえて話していくことにしましょう!

 

作品紹介

 

今回取り上げていくジャンルは、『現実世界(恋愛)』です。読んで字のごとく、現実世界を舞台とした恋愛作品になります。

 

▼作品の概要は、こんな感じです!

 

生まれて初めてのキスは、液晶の味がした――。6月24日「UFOの日」に出会った、ひ弱な文化系アイドルオタクと謎の弾き語り美少女による(痛々しくも愛おしい)超ド級青春ラブコメ

 

『UFOの日』というパワーワードや、謎の弾き語り美少女、タイトルにある『 I’m always on your side』。

 

つまり、日本語にすると『私はいつもあなたのそばにいるよ』という文言が、今後の展開をわくわくさせるミステリアスな世界観を演出しています。

 

読んだ感想としては、描写が細かいためか結構ストーリーの進行速度が良い意味で遅い印象です。

 

というのも、恋愛作品を含めたジュブナイルという作品群(若者の心情を捉えた作品群)においては心情描写は特に大切になるので細かいほうがいいのです。

 

この作品のレビューにも書いてありましたが、恋は恋する過程が一番楽しいという言葉で腹落ちするものがありました。

 

つまり、恋する過程が一番楽しいからこそ、その部分を掘り下げてゆっくり味わうことの出来るようになっているということです。

 

参考にしたいところ

 

いや~、今回も参考に出来そうなところが沢山あって大収穫になりましたw なんといっても一番印象に残っているのは、キャッチフレーズですね。これの事です⇒『生まれて初めてのキスは、液晶の味がした――。』

 

創作の参考として、挙げるのであれば他にも取り上げるべきところは何箇所もあるのですが、敢て作家さんが求めているであろう一読者の目線で評価すると、どうしても第一印象であるタイトル・あらすじ・導入文あたりに目が行きます。

 

なので、敢て読者目線で評価するとやはり、このキャッチフレーズは猛威をふるっていると言わざるを得ません。

 

良質なキャッチフレーズとタイトル

 

さて、このキャッチフレーズ『生まれて初めてのキスは、液晶の味がした――。』のどこが上手いのかを見て行きましょう。

 

実は私は、現在進行形でキャッチコピーの勉強をしていたりするんですよw すごく良いタイミング!

 

そこで得た知識によると、良いキャッチコピーには三つの原則があるようです。① 自分に関係あることだと思わせること ② 強い言葉を使うこと ③ 読者の内心に「何で?」という感情を抱かせること の三つです。

 

売れるキャッチコピーは、大抵この三つのどれかに当てはまることが多いんだとか。そして、この作品のキャッチフレーズに戻るわけですが、③が該当するのではないかと思います。

 

このキャッチフレーズを読んで、なるほど俺の嫁とキスする時も確かリモコンの味がした!となる奇特な方はさておき、なんで!?と突っ込みたくなりますよね。それが響いてるのだと思います。

 

冒頭でもお話した、『UFOの日』、謎の弾き語り美少女、『 I’m always on your side』の単語たちも。

 

UFOの日ってなに?どんな美少女なんだろう?いつもそばにいる?なんだか切ない作品なのかな?なんていろいろと読者の気を引くものになっていて上手いなぁと感じました。

 

ちなみに、タイトルについても触れておこうと思います。この作品のタイトル未樹との遭遇 I’m always on your sideには、二つのテクニックが使用されています。

 

ひとつ目は、『未知との遭遇』という有名ワードの引用使用です。こちらはハロー効果と呼ばれる心理学的な作用を利用しています。

 

ハロー効果というのは、日本一腕がいい医者が厳選した歯ブラシ!といったように、ただの歯ブラシに日本一腕がいい医師のお墨付きという後光を指すような表現を取り入れることで、さもすごい歯ブラシだと思わせることが出来るという作用です。

 

要するに、人は肩書きに弱いということです。これがどう関係するかというと、名言というのはそれ自身に『うまいこといった!』と思わせるパワーが既にあります。

 

それをバックにして、改変することでハロー効果が得られるということです。つまり、名言を少し変えたら引用しただけなのに、すごく上手いことを言ってる様に聞こえるということです。

 

ふたつ目は、『 I’m always on your side』=『私はいつもあなたのそばにいるよ』というワードが第三回で話したとおり、人に言って欲しい言葉になっているという点です。詳しくは第三回を参考にしてください。

 

語彙力

 

読んでみるとすぐに気付くと思いますが、確実に語彙力が豊富です。

 

冒頭だけでも、愚息、熱視線、急角度でエレクト、雪白の前歯というワードが盛り込まれています。口語ではまず使うことの無い言葉達です。

 

しかも、難しすぎる言葉というわけでもなく人にも寄りますが周りの文章からなんとなく意味が分かるレベルの表現が多い気がします。

 

良い機会なので、どうやってこの語彙力を引き出しているのか作者さんに聞いてみたところどうやらライトノベル一般文芸を読んでいることが一つの要因のように考えられました。もちろん、類義語を調べたりはしているようですが。

 

読書量自体はそこまで多いわけではなく、月に一冊といった頻度のようです。試してみるのもいいかもしれませんね。月1、一般文芸読書習慣みたいなものを!w

 

あと、この作品を読んでいて語彙力って知っている類義語の数とかでは無く『根負けした哀れな少女』などの連語として知っているパターンが多いかどうかにあるんだよなぁと再確認させられました。

 

単語を知っているかどうか?ではなく、連語を知っているかどうか?がやっぱり大事なんですね。

 

伝えたいことを意図された描写

 

少し難しいため以下、一部引用させて頂きました。

 

照りつける真夏の太陽の下、イメージDVDで観たような壮大な海を背景に、少女はなぜか瑞々みずみずしい裸体を恥ずかしげもなく晒しながら、真っ白な砂浜を無邪気に駆け回っていた。釣鐘型つりがねがた双丘そうきゅうが、ブルンブルンと豪快に揺れていた。きっと中には甘いカスタードクリームが、あるいは限りなくそれに近い何かが、たっぷり詰まっているに違いない。確信しつつ、慧は心底からの多幸感に包まれている。

 

ここで私が感じたのは、この場面では主人公 慧(けい)の幸福感を伝えているように思えました。一番上の文から、『主人公が見たい光景』、『主人公にドストライクな描写』、『至福感を強調する比喩』と続いています。

 

別の記事でも言及したことがありますが、伝えたいことをあらかじめ意図された文章は、無駄が無く、綺麗でインパクトのある文章になります。

 

これは、そういった無駄のない文章を書く上でいいサンプル文になると思いましたのでピックアップさせて頂きました。

 

少し長めになりましたが、まとめに参りましょう!

 

まとめ

 

今回は、『良質なキャッチフレーズとタイトル』、『語彙力』、『伝えたいことを意図された描写』が素晴らしい作品に巡り合うことが出来ました。

 

ご紹介できなかったものとして、適度な行間についても一応軽く触れておきます。ライターさんならご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、読みやすいブログは3行に1改行が適度だそうです。

 

そのルールも結構守られているところがあって、読みやすさにも気を使われていることも伺えました。

 

ジャンルによっては、取り入れない方がいい工夫もありますので注意していただきたいですが。みなさんもここでご紹介する作品たちを読んでみて面白い!と思うのであれば取り入れることをおすすめします。

 

というわけで、今日もみなさんお疲れ様でした♪

 

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【第四回】小説の書き方ヒントまとめ(JSを愛してやまないラノベ作家の俺にJCが弟子入りを迫ってくる件について)

 

お待たせしました!大好評で嬉しいですね。というわけで、今日も前回の記事に引き続き第四弾いっちゃいましょう!

 

とその前に、はじめましての方のために説明しますね。

この記事では、他人の作品を読んで良いと思った点や、取り入れたい技術について特集して行きたいと思います。

 

第三回の特集では、ヒューマンドラマから作品を取り上げてお話していきました。今回は別のジャンルから取り上げることにしましょう!

 

というわけで、コメディ&ギャグのジャンルから――。

 

今回ご紹介する作品はJSを愛してやまないラノベ作家の俺にJCが弟子入りを迫ってくる件について(作者:駄無 先生)になります。

 

作品紹介

 

第一話だけでも読んでおいて損は無い作品だと思いますw(いや、これほんとに!)

タイトルが、THEなろう系という感じですね。『あらすじ』はすごくシンプルで分かりやすいです。

 

というわけで、あらすじを見てみましょう!

 

俺――菱川透はJS太郎というペンネームで、JSへの愛を込めたラノベを書いている。
なぜか担当と幼馴染にはロリコン扱いされるが知ったことではない。俺は常日頃、JS愛好家としての責務を果たしているだけだ。

 しかしある日、そんな俺の元に一人のJCがやって来た。JCなどというババアには興味がないので、お帰り願うが、妙に好かれてしまう。挙げ句の果てには「私を弟子にしてください、師匠!」と言うこのJCの真意とは!?

 

掻い摘むと、ラノベ作家である主人公――菱川 透(ひしかわ とおる)――の元に、突如として現われた女子中学生 華恋。華恋に振り回されながらも、作家としての仕事をこなす主人公を描くコメディ作品になります。

 

あ、念のためですが、下ネタがほんの少しだけでもNGな方は読むのはやめといたほうがいいかもしれませんのでご注意を!まぁ、そこまで過激なものはないですけどね。

 

参考にしたいところ

 

この作品の一話は、特にすごい(語彙力)という感想でした。何がすごいかって、わたしの書評記事では1作品につき最低4つ程、良いと思ったところを見つけて特集しているんです、が。

 

一話目にしてほとんど見つけてしまったんですよ・・・。それほどまでに、一話目の完成度が高いです。恐ろしい。

 

一番目立った点は、『冒頭のインパクト』ですね。というわけで、『冒頭のインパクト』から一つずつ説明していこうと思います!

 

冒頭のインパクト

 

作品をまともに読んでもらうためには、タイトルとあらすじ、第一話リード文の三点が本当に重要になってきます。

 

そこまでは、みなさんも理解しているでしょう。読み手に回ったらそう思う人もきっと多いでしょうから。

 

ただ、ここで重要なのは、わかっていても『どうすればいいのか?』という所になると、途端にフリーズする方も多いということです。

 

引きのあるリード文とは?これってシンプルですが、結構難しい問題ですよね。

 

小説とは少し違いますが、私も記事を描く際にリード文をどうすればいいか悩むことが多いです。そんなときに、この作品はひとつの答を提示してくれていると思います。

 

それが『冒頭のインパクト』になります。では、この作品においては、どうやって出しているかというと・・・。正確に言うと少し違いますが、登場人物の、奇行&奇行&奇行!ですね!ハイ!

 

最初の三行で、パンツを食うシーンから始まります。しかも、わりと長めに続くどころかエスカレートする奇行はギャグ作品としては、最高な滑り出しを演出していると思います。

 

まぁ、かといって皆さんの作品も冒頭に奇行を取り入れよう!なんて言う気はないです(笑)。要するに、冒頭のインパクトがあるだけで、作品に対する印象が全然変わってくるということを頭に入れておいて欲しいなぁと思います。

 

第一印象って、なかなか変わりませんからね。本当に大事です。

 

ギャップの活用

 

タイトルをもう一度確認することにしましょう。『JSを愛してやまないラノベ作家の俺にJCが弟子入りを迫ってくる件について』です。

 

さて、みなさんはどんなストーリーを思い浮かべたでしょうか?これはまぁ、人によるでしょうから個人的な感想になりますが。

 

私はなんか、またまたケシカランモテ男系の話か?と一瞬思いました(なんかすみませんw)。

 

その設定はあながち間違っているわけでもなかったのですが、蓋を開けてみると憎めない主人公の行動に惹かれるものがあったんですよね。

 

良い意味で期待を裏切ってくれました。これはすごく重要です!

 

具体的にはどういう行動かというと、変態的な作品を幼馴染に見せてボロカスに言われた後にショックを受けながら主人公が放った台詞、「悪かった悪かった。お詫びにこれやるから許せよ」が、そのひとつとしてあげられるでしょう。

 

もし、主人公が本当にただの変態だったら出て来ない言葉です。ラノベ作家である主人公の、人を楽しませるのがすきなんだろうなぁ、という一面が見え隠れしています。

 

先ほどまで、奇行が連続していただけにギャップによる惹きが強い印象です。タイトルと中身の良い意味でのギャップ、主人公の行動と思考のギャップのあわせワザになっています。

ザイオンス効果の活用

 

タイトルが『小説家になろう』で良く見る形式の長文タイトルということです。何も長文のタイトルでなろうっぽければ、それでいいというわけではありません。

 

ただ、科学の世界では有名なお話として『ザイオンス効果』というものがあるんですよね。これは何かというと、人や物事に触れる回数が増えれば増えるほどに愛着を持つという人間の心理的な性質のことをさしています。

 

つまり、『小説家になろう』で作品をたくさん読んでいると、長文タイトルに対して抵抗が薄れて自然と手に取りやすくなるということです。

 

また、どこかでも述べましたが小説家になろう』にある特有のタイトルには成り立ちがきちんと存在しているんですよね。

 

Web小説って、タイトルくらいでしか見るかどうか決める場所って無いんですよね。なので、タイトルだけでいかにして作品の概要を伝えるか?というところに力を入れた結果できた形式らしいです。

 

ちゃんと、合理的な理由があるんですよね。面白いことに。

 

一文の長さがほとんど同じ

 

見出しそのままですが、一文一文の文字数が常に一定をキープしている印象があります。一文の文字数がずっと同じとなると、読者は読んでいるうちにテンポが染み付いてきます。

 

なので、テンポの良さを際立たせたい場合にかなり有用な手法だと思います。実際、この作品は一話3000文字弱が多いのですが、文字数の多さを感じさせないほどテンポがいいです。

 

また、一文の長さを恣意的に同じくするのは難しいよ!という意見も分かりますが、そこも踏まえて工夫をよくよくみてみると・・・

 

この作品では、罫線と三点リーダーがよく活用されていることに気付きます。罫線や三点リーダーには一文を切るという機能があります。

 

こういった記号をきちんと活用していく、というのが一つの解決策なのかもしれませんね。

 

というわけで、まとめに参りましょう!

 

まとめ

今回は、『冒頭のインパクト』、『ギャップの活用』、『ザイオンス効果の利用』、『一文の長さへの工夫』が素晴らしい作品に巡り合うことが出来ました。

 

ジャンルによっては、取り入れない方がいい工夫もありますので注意していただきたいですが。みなさんもここでご紹介する作品たちを読んでみて面白い!と思うのであれば取り入れることをおすすめします。

 

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【第三回】小説の書き方ヒントまとめ(生まれてきてくれて、ありがとう)

 

お待たせしました!好評につき、今回で第三弾になりますが!

 

前回と同様に、他人の作品を読んで良いと思った点や、取り入れたい技術について特集して行こうと思います!

 

今回ご紹介する作品は『生まれてきてくれて、ありがとう』(作者:moe 先生)という作品になります。

 

作品紹介

 

ジャンルは、『ヒューマンドラマ』になります。読み進めていく毎に、ついつい次のページを読んでしまうような作品なので、とにかく三話まで読むことをおすすめします。

 

きっと癖になるはず!というわけで、ネタバレもしたくないので、あらすじを簡単にご説明しますね!

 

意識不明の母と、行方不明の父を親に持つ少女、楓(かえで)。彼女を中心として物語は進んでゆきます。

そんな彼女と幼き頃から行動を共にしてきた少年、瑠依(るい)の思いも交差し――。

そんな周囲の思いや行動に翻弄されながらも、一人の少女が幸せに出会う物語。

 

参考にしたいところ

 

今回なんといっても目だってよかったと思う点は、『タイトル』と『あらすじ』です。なんというか、良い意味ですごく胸がざわつくようなタイトルだなぁという第一印象を受けました。

 

この作品のタイトル『生まれてきてくれて、ありがとう』は、ファンタジーやSFなどではあまり馴染みがないタイトルですが、「ヒューマンドラマ」というジャンルでは、かなり効果的なタイトルになっていると思います。

 

また、『あらすじ』がすごく端的でわかりやすかったのもかなり好印象でした。タイトルと第一話と並んで小説が読まれるのに大事なのが『あらすじ』です。

 

ここがわかりにくいと読者がつかなくなってしまうので、描きっぱなしにしないようにしましょう。PV数が少なくて悩んでいる方は、『あらすじ』だけでも何度か見返すことで改善に繋がることもありますよ!

 

というわけで、一つずつ良かった点について一緒に分析していこうと思います!

 

タイトルのネーミングの良さ

 

冒頭でお話した通り今回の作品は、タイトルですごく惹かれる作品だと思います。しかし、なぜ惹かれるのか?

 

最初は私もわからなかったのですが、作者さんのお話を聞いて納得したことがありました。『生まれてきてくれて、ありがとう』というタイトルを聞くと、何故胸がざわつくのか?

 

それは、みなさんが言われたい言葉だからではないでしょうか?

 

というわけで、試しに他にも言われたい言葉を改めて探してみたのですが、例えば『大好き』とか『私は幸せでした』とかあると思うんですよね。

 

どちらともなんか胸がざわつく感じがするので、「ヒューマンドラマ」というジャンルにおいてはこういうタイトルの付け方も一つの参考になるのではないかと思います。

 

色彩による心情描写

 

この作品では、何度も色についての描写が登場します。瞳の色、夕日の色、布団の色から時計の色まで。

 

そして、この色彩表現は主人公の心情を描写する上でかなり効果的なものになっているんですよね。

 

どういうことかというと、一見、色彩表現が多いと色とりどりの世界が見えるように思えてしまいますが、不思議なことに実は真逆のことが起こります。

 

例えば、「最初に目に飛び込んできた群青色の掛布団が、今まで見ていたのは夢だったのだと告げる。」という文章があるのですが。

 

掛布団の色をあえて切り出して描写することによって、掛布団以外のものがグレーアウトされたような(色が薄いような)状態ができるのです。

 

このグレーアウトされた部分が、主人公の過去の暗い記憶とマッチしているので心情描写のひとつの手段として覚えておくといいかもしれませんね!

 

共感性の利用

 

日常系の作品や、ヒューマンドラマといった作品群では、ファンタジー小説やSFなどのようにストーリー上の出来事のインパクトが弱くなりがちなんですよね。

 

例えば、ファンタジーでいえば異世界転生なんて天変地異的な展開もありますし、SFでも宣戦布告などのドデカイ出来事が発生しえます。

 

だからこそ、いかにして他の方法で作品の中に強いインパクトを作り、人の心を動かすのか?というところが勝負になるとおもいます。

 

そこで一番、利用しやすいのは共感になります。では、この作品のどこでその共感を作っているのかというと、風景描写になります。

 

本編で出てきている、「塗装が剥がれ落ちてくすんだ緑色のフェンス」や「蝉がみーんみ―ん、と羽を震わせながらけたたましく鳴いていて、頭皮が焼けてしまいそうなほど日照りの強い夕暮れ時」といった表現。

 

これらは誰しもある程度は経験したことがある風情というか情景だと思います。見たことのある風景は想像がしやすいため物語への没入度を上げることができるでしょう。

 

また、これらの体験が主人公や少年の体験になっていることによって共感性が高い作品となり強いインパクトを読者に残すことが出来ているのだと思います。

 

ストーリーの進行スピードにメリハリがある

 

この作品では、地の文が長いところと短いところが登場してきます。しかも、うまく使い分けができていましたので紹介したいと思います。

 

まず、地の文が長いと読者はどう感じるのでしょうか?たくさんの情報が頭に入ってくるので読む時間や体感時間が必然的に長くなります。

 

なので、ストーリーとしては少し遅めのペースで進むように感じます。一方で、地の文が短い場合はその逆でスピードの速い展開を描くことが出来ます。

 

これらを上手く使い分けることで、魅せたい場面を盛上げることなんかもできます。

 

さらに、これを応用すると面白い描き方が可能になります。それは地の文を短くして、一瞬の出来事の細かい部分を描写することで「コマ送りのような描写」が出来るのです!

 

地の文が短いのに、コマ送りのように遅く感じさせるという点で興味深い演出だと思ったので、参考になれば嬉しいです。

 

各話終盤の引きが強い

 

もう一つ、この作品に抱いた強い印象は次の話を読むのに全くと言っていいほど抵抗を感じなかったことです。特に三話付近。

 

そこで、各話の終盤のシーンを分析してみたのですが毎回キャラクターの本音や本心が入った台詞で終わっていることがわかりました。

 

それと次話を読むのに抵抗がないというのには、どう関係があるのでしょうか?ということでひとつ仮説を見つけたので共有したいと思いますね。

 

各話の終盤シーンでキャラクターの本音や本心が入った台詞を入れることで、おそらく読者にインパクトと感情移入を与えているのだと思われます。

 

そして、読者が感情移入したところで話しが終わる。つまり、その「読者が感情移入したこと自体」が次の話を読まない理由を消していると考えられます。

 

歌詞の応用

 

まだまだ、いっぱいあったのですが記事も長くなってきたのでこれで最後にしましょう。これは第三話に登場する下記の表現の部分になります。

 

春。誰もいない空虚な廊下。「ただいま」に、返される言葉もない部屋。

桜。コンクリートに染み込んだ花びら。力を失った母の手足。頭から流れる梅のように真っ赤な鮮血。

息吹。「ごめんね」とだけ真ん中に寂しく書かれた、一枚のコピー用紙。救急車のサイレンの音。

 

こちら歌詞を彷彿とさせるような特徴的な文章構成になっています。歌詞ってテンポ良く読むことを可能にする文体なんですよね。

 

なので、こんな風に小説の中で利用することで心地よさやテンポ良く心情を演出する際に一つの創意工夫として、使えそうだったのでピックアップさせて頂きました。

 

というわけで、まとめに参りましょう!

 

まとめ

今回は、『タイトルのネーミングの良さ』、『色彩による心情描写』、『共感性の利用』、『ストーリーの進行スピードにメリハリがある』『各話終盤の引きが強い』『歌詞の応用が行われている』ところが素晴らしい作品に巡り合うことが出来ました。

 

ジャンルによっては、取り入れない方がいい工夫もありますので注意していただきたいですが。みなさんもここでご紹介する作品たちを読んでみて面白い!と思うのであれば取り入れることをおすすめします。

 

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【第二回】小説の書き方ヒントまとめ(グッバイ、マイサマー)

 

前回の記事と同様に、今回も他人の作品を読んで良いと思った点や取り入れたい技術について特集して行こうと思います!

 

前回の記事が思いのほか好評だったので、これから月一回以上のペースでシリーズ化していこうと思います。なので、もし記事にして欲しい作品がある!

 

という作家さんはツイッターで定期的に募集しているので是非、応募してみてくださいね♪ そして、みなさんの作品を読ませていただいてつも創作のヒントをいただけているので、非常に助かってます!ありがとうございます!

 

さて、今回ご紹介する作品は『グッバイ、マイサマー』(作者:ヒロ法師 先生)という作品になります。

 

作品紹介

 

趣深くて、是非みなさんにもおすすめの作品でした。ネタバレは極力控えたいので、あらすじの文章をベースに作品を紹介したいと思います。

 

舞台となるのは自然に囲まれた海沿いの小さな田舎町、八百。

 

そこに住む中学生、いじめられっ子のセイヤは同級生の少女、スズミに出会う。

 

出会ったときはただの同級生としか思っていなかったふたりだが、既に運命の歯車は夏に向けて動き始めていた。

 

参考にしたいところ

 

この作品を読んだ際の第一印象は、『読みやすさ』でした。他の記事でも書いていますが、ネット小説において『読みやすさ』は最重要ともいえる部分だと思います。

 

なぜなら、あらすじか第一話だけ読んで時間がかかりそうであればすぐに次の作品を見つけて読みにいってしまう傾向があるからです。

 

ひどい時は、タイトルだけ見てそっ閉じなんてことも・・・。それだけWeb小説界隈では『読みやすさ』は重視されています。

 

また、これに関するプチエピソードですが『小説家になろう』などのWeb小説投稿サイト発の作品のタイトルが長い傾向にあるのは、タイトル=宣伝文という役割を果たしていたという経緯があるそうです。

 

そこで、改めてこの作品のあらすじを読んでみるといいでしょう。短くて読みやすい上に、どんな物語がはじまるのだろうというワクワクといった感覚が沸いてきます。

 

以下、あらすじ本文です。

 

 自然に囲まれた海沿いの小さな田舎町、八百。ここに住む中学生の少年、セイヤはいじめられっ子で学校で居場所を失っていた。そんなセイヤの前に現れた同級生の少女、スズミ。出会ったときはただの同級生としか思っていなかったふたり。しかし、すでに運命の歯車は夏に向けて動き始めていたのだ。

 

そして、ようやく本題の良いと思った点を一つづつピックアップしていくことにしましょう!良い点が今回はたくさんあったので、少し絞ってお話していきたいと思います。

 

文の順序・配置が上手い

 

『読みやすい』作品が良いということは、みなさんもう十分理解されていると思います。ですが、どうすれば読みやすい文章になるのでしょうか?

 

その答えの一つとして、文と文とのつながりがスムーズかどうかというところがあると思います。

 

この作品を読んでみればわかるのですが、主人公が行動した順番・感じた順番で文が配置されています。

 

例文を挙げると、「教室に入る時が僕にとっての一番の苦痛だった。戸の前で足がすくんでしまう。背負ってきた鉛が、いよいよ僕を押しつぶそうとする。だけど、何とか力を振り絞って戸を開ける。だけど、戸がなぜかかなり重く感じた。開けるのに力なんていらないのに。」の部分にもそれが見られます。

 

単純に、台詞に動作や情景描写・心理描写を加えていく方法では別に「苦痛に感じる」という心理描写と「足がすくむ」という行動に関する描写の順序は逆でも問題ないと思われます。

 

しかし、主人公目線で考えた時にどうでしょうか?「苦痛に感じる」という感情が出てから「足がすくむ」という動作に出るのだと思います。

 

そういった意味で、文の配置されている順序が非常に上手いなぁと感じました。「だから」とか「だけど」といっつあ接続詞を使えばすべての文が繋がるくらいには整理されている印象です。

 

不要な情報が少ない

 

文同士の順序とも少しリンクするところがありますが、不要な描写が少ないというかほぼ無いといった印象を受けました。

 

おそらく、推敲が徹底されているのか、もしくは主人公の動きがA⇒B⇒Cとなっていた時にA、B、Cに対する修飾をあえて一切せずに、Aは心理描写、Bは動作、Cは情景描写といった形で文を構成していることが原因だと思われます。

 

ついつい、地の文を書いているときに不要な文章が出ていたり重複している表現が出ていることもよくあるので注意したいところですね。

 

キャラ名の頻出

 

キャラクターの名前が頻繁に文章中に見受けられました。特に第一話などのうちはキャラの設定なども読者はよくわからないと思うので非常にありがたいことです。

 

名前の登場の仕方としては、地の文での自己紹介やモブの台詞を使用するほか、第二の主人公的存在の地の文での語りに入れたり、動作説明時に「誰々が何々した」という文を節々に入れています。

 

それだけではなく、自分の台詞としての自己紹介も入れていたりしました。ここまで連呼されると記憶力が鶏の半分程度の私ですら流石に覚えましたw

 

ただ、これは少しトリックがあります。第一話と第二話では時系列というか描いている場面が同じなんですよね。

 

セイヤという少年から見た物語が第一話で描かれていて、第二話では同じ場面をスズミという少女視点で描くという構成になっているので余計に自己紹介シーンが連打されています。

 

また、主人公Aパートと主人公Bパートに分かれる作品は嫌い!という方もいらっしゃるようですが、いろんな方の意見を聞いていると好き!という方もいるのであまりそこは気にする必要は無いと思います。ジャンルにもよりますしね。

 

台詞だけ読んでも話の展開がある程度わかる

 

これは後になって気付かされましたが、台詞だけ読んで地の文をある程度読み飛ばしてもストーリーがスッと入ってくるんですよね。

 

これは本当に凄い。どうしているのか?といわれると正直私もわかりませんが、おそらくは一話一話に入っている情報量が文章量に対して少なめに設定されていることが原因なのではないかと考察しています。

 

台詞だけ読んでも展開がわかるとなると、斜め読みしたい人も読めますし深堀して読みたいという人は地の文も読めばいいわけですから凄くありがたいです。

 

ただ、設定が多い作品だとこれは難しいのでしょうか。一度挑戦してみたい気もしますね。

 

実はこの作品すごいサクサク読めたのですが、第一話だけでも5000字あるんですよね。こういう作品をみると読みやすさというのは改めて文字数だけじゃないということに驚かされます。

 

逆に文を短くテンポよくしようとしすぎて文字数に対して情報が凝縮されている作品もちょいちょい見かけるので単純に文字数だけを短くするというのは少し考えたほうがいいでしょう。

 

さらに、第三話は6000文字弱と少しづつ長くなっています。長すぎるのも問題かもしれませんが、第一話を他の話より短めに作るという工夫も良い印象を受けました。

 

ちなみに台詞だけにすると、1600文字になっています。台詞と地の文のバランスも良いと思ったので参考になるかもしれません。

 

まとめ

今回は、『文の順序・配置が上手い』、『不要な情報が少ない』、『キャラ名を頻出させている』、『台詞だけを斜め読みできる』ところが素晴らしい作品に巡り合うことが出来ました。

 

ジャンルによっては、取り入れない方がいい工夫もありますので注意していただきたいですが。みなさんもここでご紹介する作品たちを読んでみて面白い!と思うのであれば取り入れることをおすすめします。

 

というわけで、今日もみなさんお疲れ様でした♪

 

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【第一回】小説の書き方ヒントまとめ(ぺんぎん×エンカウント)

 

他の作家さんの工夫を取り入れることはいうまでも無く重要なことですよね。

 

とは言っても、執筆に明け暮れててそれどころじゃないという気持ちもとてもわかります。(>_<)

 

というわけで、今回は皆さんの代わりに作品紹介兼、取り入れたい工夫をまとめておこうと思います。

 

第一弾では、『ぺんぎん×エンカウント』という作品(作者:朝山なの 先生)から創作のヒントを伺いました!いつも創作のヒントをいただけているので非常に助かってます!ありがとうございます!

 

作品紹介

 

ぺんぎんに似たモンスターとして異世界転生された主人公。そこに現れる自由人な仲間たち。

 

かくして出会った者同士、ほんろうされながらも、時に街でのんびりと、時にドタバタと。

 

そんな異世界で起こった、愉快な旅を繰り広げていく物語ーー。

 

参考にしたいところ

 

この節では、実際に私が読んでいて工夫されているなぁと感じたところをご紹介していきたいと思います。

 

是非、本作も読んでいただければいろんな工夫をより知ることができると思うの参考にしてみてください。

 

ボケとツッコミのバランス

 

ジャンルが『コメディ』ということもありますが、普通に別のジャンルでもいえることだと思います。

 

この作品にはボケキャラが多めで、ツッコミキャラが主に二人(主人公と苦労屋気質のロウさん)という構成になっているようです。

 

一人称視点の作品のため、場面によっては主人公しか居ないことも当然ありえます。そんなとき用に、主人公がツッコミも出来るとやはり描きやすいようですね。

 

また、主人公だけではカバーしきれない部分を周囲のキャラクター一人をツッコミ役にして上手く描いているところが面白かったです。

 

ストーリーの展開速度

 

読んでみて率直に感じたことですが、かなり読みやすかったです。その理由は何でしょうか?

 

Web小説では、読者が続きを読むかどうかを決めるかなり重要になるのが第一話です。

 

なので、今度はその第一話をピックアップしてみると、まず文字数は2600文字弱ですね。

 

続いて、ストーリーの進行度合い(時間経過)はというと、おおよそですが10分から20分ほどの出来事のように思えます。アニメでいうと、2分くらいの描写です。

 

これくらいの進行速度だと、自然に読みやすくなるんだなぁとあらためて体感できました。

 

ひらがな多め

 

先ほどの『読みやすさ』の部分にも関わってくる話です。他の作品に比べると比較的ひらがなが多い印象です。

 

読み手として読んでみてやっぱり思ったのは、難しい漢字でも読めるんだけど目の動きが一瞬止まるんですね。

 

読みなれている人からすると、些細な問題なのかもしれません。

 

しかし、一般大衆はわたし達のような製作側より、かなり気にしているのかもしれません。気をつけたいところです。

 

第二話で念押しの『前回のあらすじ』

 

第一話も重要ですが、第四話あたりで継続して読むかが決まるという話を周りから良く聞きます。

 

それを考えた時に、第二話といったまだ読者が作品の世界観や設定に親しんでいない状況で『前回のあらすじ』を冒頭に入れるという工夫は圧巻でした。

 

キャラの挙動が少し大げさで良い

 

キャラクターに動作をつけることは大事なことだと思います。キャラクター達が直立不動でストーリーが進むとめちゃくちゃ怖いですからねw

 

ただ、やはり再度読み手に回ってみると、キャラクターがジャンプして喜んでみたりするシーンに少し思うことがありました。

 

例えばですが現実的に考えれば、コンビニで当たりクジを引いた時どんな反応をしますか?

 

お~やったー!とは内心で思いつつも、少し目を見張るくらいなものですよね。

 

『よっしゃああああああ』なんて言いながらジャンプして全力でコンビニをダッシュで出て行く奴が居たらドン引きですw

 

ただ、小説だとこっちの方がめちゃくちゃ面白い。

 

キャラクターの挙動を描く時は少しオーバーな動作の方がいいのだなぁと改めて参考になりました。

 

動作に擬音語をつける

 

この作品に出てくる主な擬音語(?)と言えば、ぺんぎんの足音や声、キャラクターの動作がもたらす音です。

 

よく擬音語を使うといいといいますが、なにも考えずにむやみに使うことはおすすめできません。

 

ここで注目すべきなのは、背景の音(荷車が出す音などの環境音)に対しての擬音語ではないものが中心に用いられているというところだと思います。

 

例えば自己紹介をするときに「剣をコンッと指ではじく動作」をいれてから(キメポーズを連想させるような感じで)自己紹介の台詞へ入るシーンがあります。

 

これはキャラクターがある動作(自己紹介)をするときに行った動作(指ではじく行為)に対する擬音語になります。

 

というわけで、擬音語を用いる時は環境音なのか、キャラの動作から出るものなのか、描写の方法も使い分けを気にしてみると面白いかもしれませんね。

 

まとめ

 

今回は『ボケとツッコミのバランス』、『ストーリーの展開速度』、『ひらがなの多用』、『前回のあらすじ』、『挙動を大げさにする』、『動作に紐づいた擬音語の活用』が素晴らしい作品に巡り合うことが出来ました。

 

ジャンルによっては、取り入れない方がいい工夫もありますので注意していただきたいですが。みなさんもここでご紹介する作品たちを読んでみて面白い!と思うのであれば取り入れることをおすすめします。

 

というわけで、今日もみなさんお疲れ様でした♪

 

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