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レトリック(修辞法)が5秒でわかる!~レトリックの意味と種類まとめ~

レトリック(修辞法)が5秒でわかる!~レトリックの意味と種類まとめ~

 

レトリック(修辞法)が5秒でわかる!

 

修辞法(しゅうじほう)とは、修辞(=言葉を巧みに用いて効果的に表現する)法(=方法)のことです。

英語では、レトリック(rhetoric)と書きます。

 

これだけの説明だけだと、どうしても抽象的になってしまいます。

 

なので、「まだレトリックが何を指し示しているのかよくわからない」という方は、以下でレトリック(修辞法)の具体例や種類を見て行くことにしましょう。

 

レトリック(修辞法)には、どんなものがある?

 

レトリック(修辞法)には、以下のような技法があります。

~修辞法一覧~

比喩(ひゆ)、擬態法、擬人法、倒置法、反復法、トートロジー、アクロスティック、修辞疑問、隔語句反復、体言止め、反語、呼びかけ、パラレリズム、押韻、省略法、挿入法、くびき法、緩叙法、漸層法(ぜんそうほう)、アンチテーゼ、敷衍(ふえん)、パロディ、畳語法・畳句法・畳音法、疑惑法(アポリア)、曲言法、誇張法、列挙法・列叙法、折句、撞着語法、頓降法・漸降法(ぜんこうほう)、黙説、冗語法、共感覚法、字装法、掛詞、音数律、婉曲法、逆言法、含意法、文体模写法、etc………

 

ここには、すべてのレトリック(修辞法)が列挙されているわけではありません。ただし、代表的なレトリック(修辞法)は、ほとんど上の表でカバーすることができるでしょう。

※ちなみに、日本語におけるレトリック(修辞法)は約500種類以上あるとされています。

 

さて、もう少しレトリック(修辞法)への理解を深めるために、最もよく用いられるレトリック(修辞法)の一つである『比喩表現(ひゆひょうげん)』について軽くお話していきたいと思います。

 

まず、『比喩表現(ひゆひょうげん)』とは、「~のような」という言葉を用いたりすることで物に例えて表現するというレトリック(修辞法)の一つです。具体例を見ていくことにしましょう。

 

例えば「少女」という言葉に「悪魔のような」という比喩表現を用いると、「悪魔のような少女」という言葉が出来上がります。

 

あなたは文章で「とある少女」を描写したかったのですが、「少女」と描くだけでは文章が味気なくなってしまいます。

 

そういったときに、比喩表現というレトリック(修辞法)を用いて「悪魔のような少女」とすることで、あなたの想像している「とある少女」の像を、より鮮明に読者に伝えることが出来るのです。

 

このように、文章における表現を巧みにしようと試みる技法の総称をレトリック(修辞法)と呼んでいます

 

それでは、みなさんの文章表現力を飛躍的に向上させるレトリック(修辞法)をご紹介していくので、早速一緒に使ってみましょう!

 

……と言いたいところなのですが、ここに思いっきり落とし穴があるので注意しておきましょう。その落とし穴は、レトリック(修辞法)の分類に隠されています。

 

レトリック(修辞法)の大まかな分類

 

レトリック(修辞法)には多種多様なものが存在していますが、大きく以下の4つへ分類することができます。

 

<小説に用いられるレトリック(修辞法)>

具体例:比喩表現(物を例えて表現する技法)

<俗に「言葉遊び」と呼ばれるレトリック(修辞法)>

具体例:アクロスティック(横書き文をわざと縦読みできるように加工する技法)

<演説などに用いられる、伝える力を補強するレトリック(修辞法)>

具体例:同語反復(同じ言葉を繰り返し用いることで強調する技法)

<詩歌に用いられるレトリック(修辞法)>

具体例:枕詞(詩のリズムを整えるため、詩の先頭に修飾語をもってくる技法)

 

レトリック(修辞法)を取り入れたいと思ったら、最初に注意しておきたいのが「レトリック(修辞法)の分類」です。というのも、分類によって修辞法の用途が全く異なっているからです。

 

ここで一つ、わかりやすい例えを出すことにしましょう。

 

例えば、「わかりやすさ」を重視する演説にとって『同語反復(=同じ言葉を文中に何度も繰りかえる技法)』という修辞法は有用です。

 

しかし、これを小説へ用いたとしても読者が喜ぶかと言えば話は別でしょう。むしろ、小説において同じ言葉を繰り返し用いるのは、「語彙力の低さ」や「ボキャブラリーの不足」を露呈させることにもなり得ます。

 

これは演説とは違い、小説があくまで「わかりやすさ」だけを求めているわけではないからです。

 

このように、もしレトリック(修辞法)を用いる場合は、その分類をしっかりとおさえておかないと返って逆効果になったりもします。

 

したがって、文章表現力を高めたいのであれば「修辞法を沢山覚える」よりも「用途に合わせた修辞法の使い方を理解する」方をおすすめします。

 

「えー、めっちゃ勉強しなきゃいけないじゃん」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これはある意味朗報です。

 

というのも、「小説を書くために使えるレトリック(修辞法)」といった風に用途を限定すると、覚えるべき修辞法の種類は、数えるほどしかないからです。

 

さらに、名前を知らないというだけで実は無意識に使っているレトリック(修辞法)も沢山あります。

 

そういうわけで、次のページからは実際に「小説執筆に役立つレトリック(修辞法)」を一つずつサクッとマスターしちゃいましょう!

 

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