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結局キャラクターの性格ってどうやって決めればいいの?

結局キャラクターの性格ってどうやって決めればいいの?

 

キャラクターの性格は、キャラの動作を作り出す源として活用されるため、小説ではもちろんのこと、イラストでもポージングを考える際に設定しておくことが推奨されている設定項目です。

 

しかし、具体的にキャラクターの性格をどうやって作っていけばよいのか?というところまで踏み込んだ話をしているものが見当たらなかったので、ここに書き残しておこうと思います。

 

キャラクターに性格を設定すべき理由

 

そもそも私たちは何故キャラクターに性格を設定したいと考えているのでしょうか?

 

いろんなノウハウ本なんかを読んでいると、「キャラクターにきちんとした性格を設定してあげるといいですよ」なんていうアドバイスが散見されます。

 

それ自体は間違っていないと思いますが、このアドバイスは実にミスリードを引き起こしがちです。

 

というのも、このアドバイスの主旨はおおよそ「ノートに項目を並べて、キャラクターの性格設定表」を作りこむことを意味していないのです。

 

キャラクターに性格を設定すべき理由は、一般的に以下の3つがあげられます。

1.キャラの像がぶれ難くなるから
2.読者に心を開いてもらい易くなるから
3.ご都合主義を防げるから

 

というわけで、これら三つの課題の本質から、具体的にキャラクターの性格を設定していく方法を見ていきましょう!

 

キャラクターがぶれ難くなる

 

キャラクターに性格を設定していなかった場合、恐らく一番目立つのはこの「キャラぶれ」の問題でしょう。

 

と、その前に「キャラぶれ」とは、言葉の通りキャラクターの芯が無くなり、ぶれぶれになってしまうことを意味するのですが、結果として読者の期待像と乖離させてしまう危険性を孕んでいます。

 

キャラぶれが嫌われる理由を解説するために、例をひとつあげてみますね。

 

例えば、自分のことを慕ってくれている幼馴染キャラがいたとしましょう。

 

そして、いつも通り話しかけてみたら「ごきげんよう、○○様。今日も良い天気ですね」と言われたみたいなイメージですね(笑)。

 

控えめに言って「え?だれ?なんか思ったのと違う・・・」となってしまいます。作家の方なら、宇宙人に精神改造されたサブプロットでもあるのかと思考を巡らせることでしょう。巡らせますよね!

 

これはどういうことかというと、人は無意識に自分の行動に対する反応を期待しているんだと思います。

 

つまり、キャラクターの反応が普段のもの(=期待したもの)からあまりにもかけ離れていると、読者の期待を裏ぎってしまうことになるのです。

 

これが「キャラぶれは悪」と言われる所以でしょう。

 

そこで、この「キャラぶれ」を避けるため「キャラクターの芯となり得るもの」が必要になってくるというわけです。

 

ただし、それが性格の設定だとは限りません。

 

大切なのは「読者が想定しているキャラの反応(=期待しているもの)に安定して応え続けること」です。

 

そんなときは『モチーフキャラ』を先に決めておけば解決します。

 

キャラクターの反応が読者の期待を裏切っていないかチェックしたり、どうするか困ったとき、安定した土台(=モチーフ)があると、安定感が段違いなのです。

 

ちなみに、ギャップはこの期待を「超える」ことで読者の期待を裏切らないスタイルを貫いているからこそ、効果的といわれています。

 

読者に心を開いてもらいやすくなるから

 

良作とよばれる物語を作っていくためには、キャラクターの言動や思想に少なからず感情移入をさせて「共感」や「同情」といった感情を読者に抱かせることが大切になります。

 

少し例え話をしましょうか。

 

例えば、「このキャラクターは逆境を乗り越えて、それでも○○を成し遂げたい人なんだ」と読者に伝わったとしましょう。

 

すると、その読者は次第に応援したいという気持ちになって「作品に興味がわく」という方向へ話が進みます。

 

これは「相手のことを知りたいのであれば、まず自分のことから話す」という話と、少し似ているのかもしれませんね。

 

キャラクターの性格に関する設定が一切無ければ、「何がしたい人なのか」わかりません。そうなると、読者も心は開いてくれないでしょう。

 

しかし、この「何がしたい人なのか」という部分を伝えるためには、キャラクターの性格(怒りっぽいとか)といった表面に出ている特徴づけだけでは薄っぺらくなってしまいます。

 

キャラクターの性格一覧から適当に選んで性格を設定した場合、これと同様な現象が起こるので、あまりおすすめしません。

 

ではどうすればいいかというと、キャラクターの深層心理を決定している『キャラクターを動かす3つの設定』を考えると良いでしょう。

 

まとめ

 

キャラクターの性格を設定する際は、『キャラクターのモチーフ』を決めておくことが大切です

 

また、モチーフに寄せすぎてオリジナリティを損なわないためにも、当サイトで掲載している『キャラクター設定シート』をキャラクターごとに保管しておくことをおすすめします。

 

モチーフ+アルファで保管しておくことで、オリジナリティも保つことができます。

 

そして、キャラクターの性格を決めることでキャラクターに深みを作り出したいという方は、『キャラクターを動かす3つの設定』を決めておくとスムーズになると思います。

 

さて、少し長くなってしまったので『キャラに性格を設定しなかった場合、ご都合主義に発展してしまう危険性がある』という所については次のページで、お話しようと思います。

 

さて、ご精読ありがとうございました!

 

みなさんの創作が、もっと多くの方に読まれますように!

 

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